【本気の独自レシピ】鯛茶漬け

練りゴマと和えた鯛にお茶をかけるタイプではなく、
そのままの刺身にだし汁をかけるタイプです。
簡素に見えますが、超繊細な料理なので寸分の妥協も許されません。

・出汁が命！粉末やインスタントは論外！
・生ワサビのすり下ろしを使用。粉やチューブは論外！
・海苔は安物ではダメ！　味付海苔なんてもってのほか！
・鯛は天然またはそれに近い環境で育てられた養殖でなければダメ！
・白ゴマは自分で煎らないとダメ！
・塩は国産天然塩を使用。塩化ナトリウム合成品は論外！
・薄口醤油は大手メーカーの大量生産品ではダメ！
　甘味料やアミノ酸調味料入りは絶対厳禁！

以上のうち１つでも欠けると、安っぽい味になってしまいます。
今まで何度も鯛茶漬けを作りたいと思っていたのですが
以上の条件が揃わなかったため出来なかったのです。
今日は鯛以外全部揃っていて、買い物に行ったら良い鯛があったので
ようやく作ることが出来ました！

◆材料
鯛刺身（熊本産）、白ゴマ、万能ネギ（自家栽培）、寿司海苔、生ワサビ、
かつお節、昆布、薄口醤油（和歌山県湯浅産）、奥能登の天然塩、純米酒

※出汁は以下のように引いてください。
適当なひき方をすると味が壊れます。

①10cm角の昆布を水で洗い、１リットルの水に浸けておく（３時間～一晩）
②火にかけ、空気の泡がプクプク出てきたら沸騰する前に昆布を取り出す。
③鍋を一度沸騰させて火を止め、そこに100㏄の水を追加。
④かつお節ひとつかみを投入し、さらに水を100㏄追加。５分後キッチンペーパーで濾す。