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鶏の花椒炒め/炒双冬/抓炒里脊

四川料理辣子鶏(ラーズージーという料理をベースに、
日本の家庭で作りやすいようにアレンジしてあります。

本格的な辣子鶏レシピはこちら!

鶏ムネ肉の花椒炒め


辣子鶏では普通鶏のモモ肉を使用しますが、
安価で脂の少ないムネ肉に変更しました。
辣子鶏では四川の丸っこい唐辛子(朝天辣椒)を使用するのですが、
日本で入手しやすい普通の唐辛子(鷹の爪)に替えてあります。
山椒はオリジナル通り中国産(花椒)を使用。
最近では普通のスーパーでも花椒を入手できるので、
敢えて国産には置き換えませんでした。
唐辛子の辛さは控えめで、花椒はしっかり利かせてあります。

アップ~!


茶色い粒が花椒。唐辛子のビリビリとしたホット系の辛さとは異なり、
舌が痺れるようなクール系の辛さが特徴です。
粒のまま油で揚げるように炒めていますから、カリッとしていて固くありません。
鷹の爪は食べずに取り除いてもかまいません。

期待以上に美味しかった!
とかく単調になりがちのムネ肉に唐辛子と花椒の刺激がアクセントになって
飽きずに食べられます。ムネ肉を美味しく食べられる調理法です。

◇作り方
(1)鶏ムネ肉はそぎ切りにして紹興酒を回しかけ揉み込み、塩を軽く振りさらに揉み込んで、片栗粉をまぶして油通ししておく。
(2)インゲンは軽く茹でて斜め切りにしておく。
(3)鍋に植物油を入れたら、中国山椒と鷹の爪を入れ焦がさないように香りが出るまで弱火で炒める。
(4)さらに潰したニンニクとショウガを加え、焦げないように炒め、
唐辛子がやや黒ずんできたら、揚げた鶏肉とインゲンを加えて紹興酒を振り強火であおり、中国醤油、塩・砂糖少量で味付けすれば完成。

炒双冬(ツォソントン)
椎茸とタケノコを醤油とオイスターソースで炒め煮にした上海料理です。


福岡県産の生タケノコを使用して4月末ごろ作った料理。
穂先の部分は炊き込みごはんや和食の煮物に使用し、
残った根元を中華料理に活用しました。

椎茸アップ


干し椎茸は一晩かけて水に戻してあります。
この黒光りした感じがたまりませんね~。
あ、かくれミッキーだ!(笑)

炒双冬のレシピはこちら!


抓炒里脊(ジョアチャオリージー


酢豚はもともと広東料理ですが、これは北京料理黒酢酢豚です。
肉以外の具は入れず、黒酢のツンとする匂いが抓炒里脊の特徴。
黒酢は必ず中国産を使用すること。国産はダメ!

酢豚断面


豚のヒレ肉を使用しています。
脂身の多い肉は合わないので、
肩ロースで脂身が少ない部分を使用するか、
モモ肉やヒレ肉を使用するのがいいでしょう。

抓炒里脊のレシピはこちら!