四川省に
水煮魚片という料理があります。
一口大に切った魚肉を
唐辛子や
花椒の入った汁で煮込んだものです。
今回はこれを勝手にアレンジした料理を作るのですが、
そもそも水煮魚片という料理のことを知らない人も多いでしょうから、
まずは
日本の四川料理店で食べた水煮魚片を紹介します。
(店名をクリックすると実食記事に飛びます)
唐辛子や
花椒で香りをつけた油を使用しているのが最大の特徴。
唐辛子自体は食べなくても結構です。
具は
白身魚のほか、もやしやニラなどが入っています。
ちなみに、具が肉になれば水煮肉片という料理になります。
こちらはガラスのボウルで提供されています。
唐辛子や
花椒はホールのままではなく挽いてあります。
パクチーがたっぷり入っているのが特徴的。
とまあこんな感じの料理なのですが、水煮魚だけでは夕食にはちょっと足りないので、
本来入らない豆腐やトックなども入れて、鍋物風にアレンジしちゃいました!
スパイス類
さて調理開始!

まずはスパイス類を油で熱して香りを移します。
四川唐辛子(朝天辣椒)、鷹の爪、
花椒のほか、
桂皮(シナモンスティック)、
八角、
茴香(
フェンネル)もホールのまま入れました。
水煮魚片風の鍋、完成!鶏ガラスープで魚、野菜、豆腐を煮て、上記のスパイスを油ごと投入します。
塩、醤油、
一味唐辛子粉、五香粉、
紹興酒などで味を調えれば完成!

あとは小皿に取り分けて食べるだけ!
白身魚
魚はタラとエイ
ヒレを入れました。写真はタラです。
小皿取り分け
右側の大きな赤い物は四川唐辛子(朝天辣椒)です。
中央の茶色い粒は
花椒、白い物はトック(韓国の餅)。
四川料理なのに韓国要素が入ってしまいました(笑)。
ライス・イントゥ・ザ・スープ

雑炊ではなく、加熱せずそのまま入れて食べただけ。
なかなか美味しかった!
カルビ焼肉
肉っ気も少々(笑)。