蓬来軒(山梨県甲府市)
食べログの山梨県ラーメン部門で1位の店。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102818.jpg)
一見何の変哲もない中華食堂がなぜ1位になったのか?
実際に食べて確認したいというのが訪問動機。
「支那そば」復元発祥店
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支那そば復元発祥店を謳う店。
1946年(昭和21)、「支那」という呼称は差別的であるとして
学術分野以外では原則使用禁止とする通達が外務省によりなされました。
それに伴い、ラーメン界でも「中華そば」という呼称が一般化していきます。
1964年(昭和39)、東京オリンピックの年に創業した同店は、
「支那そば」という呼称を復活・定着させた元祖の店といわれています。
店内
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102826.jpg)
カウンター6席、テーブル30席、座敷36席、計72席の広い店!
都会では街中華といえばおっさん、おばちゃんが多いのが普通ですが、
この店は家族連れが多いのが印象的。
メニュー(写真クリックで拡大)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102830.jpg)
メニュー構成は麺中心の中華料理屋という感じで、これといった独自性はありません。
タンメン700円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102836.jpg)
野菜はシャッキシャキで仕上がり抜群、
薄い琥珀色のスープは鶏だけではない複雑な味で美味しい!
見た目はオーソドックスだけどレベルが非常に高い。
適度の化調が中華屋くささを出していてイイ感じ。
タンメンの麺
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102841.jpg)
なんと、ごらんのような幅広平打ち麺!
タンメンの本場横浜でも滅多に見られないタイプです。
量もなかなか!早くもこの店の良さを理解できました。
街中華の本場・横浜でもなかなか巡り会えないレベルです。
支那そば700円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102848.jpg)
斜めアングルになってしまいましたが、
まさに「支那そば」と呼ぶに相応しいビジュアル。
スープは鶏ガラメインと思われますが、貝系や昆布などもおそらく入っており、
ただの中華屋ラーメンとは一線を画するデキです。
支那そば麺リフト
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102853.jpg)
良い麺です。食べ始めはしっかり硬さがあり、
後半ややのびてきてもしっかり噛み応えが残っています。
チャーシュー麺900円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102857.jpg)
厚切りの大きな煮豚がこんなにたくさん!
チャーシューは箸で持ち上げても折れたり曲がったりすることなく、
かといって食べてみるとしっかりやわらかいのが不思議!
麺やスープは「支那そば」と同じです。
五目そば900円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102902.jpg)
キャベツやタケノコなどの炒め野菜の上に、
チャーシュー、茹で玉子、メンマ、ナルト、海苔が載っています。
一般にイメージする五目そばとはちょっと異なる風体で、
ラーメン屋でいうところの、具が一通り増量された「特製ラーメン」のような感じ。
チャーシューは丼からはみ出しても曲がらずピンとしています。
それなのに肉がしっかりやわらかいところがさすが!
麺やスープは「支那そば」と同じです。
餃子500円×2
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102907.jpg)
5個500円はちょっと高めの印象ですが、
サイズは大きめで皮や餡の作りもしっかりしています。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102911.jpg)
肉多めで化調ストロング(笑)。ニンニクは控えめでした。
ニラレバ炒め750円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102918.jpg)
レバーは臭くも固くもないけど、特別ホックリしている感じでもなく平凡。
しかし野菜の炒め具合や炒めた香ばしさがものすごくいい!
もしかしたら独特の隠し味でもあるのかな?
馬もつ600円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102924.jpg)
馬肉をよく食べる山梨らしい料理です。
クセはほとんどないけど、牛と豚の中間のような風味は
むしろ面白味に欠けるように感じてしまいました。
全体的に素材の扱いが丁寧で、
肉も野菜もベストの状態で出されています。
大きな店なのに作り手の心意気が伝わってくる料理の数々。
人気の理由がよく分かりました。
蓬来軒(ほうらいけん)本店 店のHP
山梨県甲府市中央4-12-28
055-233-2458
11:30~14:30 17:30~21:00
火曜定休
JR甲府駅より徒歩20分
JR金手駅より徒歩14分
中央道・甲府昭和ICより車12分
食べログ「蓬来軒本店」リンク
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一見何の変哲もない中華食堂がなぜ1位になったのか?
実際に食べて確認したいというのが訪問動機。
「支那そば」復元発祥店
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支那そば復元発祥店を謳う店。
1946年(昭和21)、「支那」という呼称は差別的であるとして
学術分野以外では原則使用禁止とする通達が外務省によりなされました。
それに伴い、ラーメン界でも「中華そば」という呼称が一般化していきます。
1964年(昭和39)、東京オリンピックの年に創業した同店は、
「支那そば」という呼称を復活・定着させた元祖の店といわれています。
店内
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102826.jpg)
カウンター6席、テーブル30席、座敷36席、計72席の広い店!
都会では街中華といえばおっさん、おばちゃんが多いのが普通ですが、
この店は家族連れが多いのが印象的。
メニュー(写真クリックで拡大)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102830.jpg)
メニュー構成は麺中心の中華料理屋という感じで、これといった独自性はありません。
タンメン700円
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野菜はシャッキシャキで仕上がり抜群、
薄い琥珀色のスープは鶏だけではない複雑な味で美味しい!
見た目はオーソドックスだけどレベルが非常に高い。
適度の化調が中華屋くささを出していてイイ感じ。
タンメンの麺
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102841.jpg)
なんと、ごらんのような幅広平打ち麺!
タンメンの本場横浜でも滅多に見られないタイプです。
量もなかなか!早くもこの店の良さを理解できました。
街中華の本場・横浜でもなかなか巡り会えないレベルです。
支那そば700円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102848.jpg)
斜めアングルになってしまいましたが、
まさに「支那そば」と呼ぶに相応しいビジュアル。
スープは鶏ガラメインと思われますが、貝系や昆布などもおそらく入っており、
ただの中華屋ラーメンとは一線を画するデキです。
支那そば麺リフト
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102853.jpg)
良い麺です。食べ始めはしっかり硬さがあり、
後半ややのびてきてもしっかり噛み応えが残っています。
チャーシュー麺900円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102857.jpg)
厚切りの大きな煮豚がこんなにたくさん!
チャーシューは箸で持ち上げても折れたり曲がったりすることなく、
かといって食べてみるとしっかりやわらかいのが不思議!
麺やスープは「支那そば」と同じです。
五目そば900円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102902.jpg)
キャベツやタケノコなどの炒め野菜の上に、
チャーシュー、茹で玉子、メンマ、ナルト、海苔が載っています。
一般にイメージする五目そばとはちょっと異なる風体で、
ラーメン屋でいうところの、具が一通り増量された「特製ラーメン」のような感じ。
チャーシューは丼からはみ出しても曲がらずピンとしています。
それなのに肉がしっかりやわらかいところがさすが!
麺やスープは「支那そば」と同じです。
餃子500円×2
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102907.jpg)
5個500円はちょっと高めの印象ですが、
サイズは大きめで皮や餡の作りもしっかりしています。
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肉多めで化調ストロング(笑)。ニンニクは控えめでした。
ニラレバ炒め750円
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レバーは臭くも固くもないけど、特別ホックリしている感じでもなく平凡。
しかし野菜の炒め具合や炒めた香ばしさがものすごくいい!
もしかしたら独特の隠し味でもあるのかな?
馬もつ600円
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/ara_pro/20190802/20190802102924.jpg)
馬肉をよく食べる山梨らしい料理です。
クセはほとんどないけど、牛と豚の中間のような風味は
むしろ面白味に欠けるように感じてしまいました。
全体的に素材の扱いが丁寧で、
肉も野菜もベストの状態で出されています。
大きな店なのに作り手の心意気が伝わってくる料理の数々。
人気の理由がよく分かりました。
蓬来軒(ほうらいけん)本店 店のHP
山梨県甲府市中央4-12-28
055-233-2458
11:30~14:30 17:30~21:00
火曜定休
JR甲府駅より徒歩20分
JR金手駅より徒歩14分
中央道・甲府昭和ICより車12分
食べログ「蓬来軒本店」リンク