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魯肉飯NEO(ルーローファン)

魯肉飯(ルーローハン)といえば台湾を代表する料理。
日本の中華料理店では、角煮、玉子、高菜が載った、
こんな感じの魯肉飯が出てくることが多いようです。

これは横浜・伊勢佐木町にある台湾屋台料理店「慶興」魯肉飯700円。
中華街から1kmも離れていない場所です。
 
しかし台北の魯肉飯は肉がフレーク状で、角煮状ではありません。
玉子や高菜は載らず、タクアンのような漬物が載ります。
 
一方、台湾南部・高雄の魯肉飯は角煮っぽい肉が載っていますが、
こちらも玉子や高菜は載りません。
 
どうやら、高菜や玉子が付くのは日本人向けのアレンジのようです。
今回は台北風の肉餡に煮玉子をつけたNEOバージョンを作ってみました。
 
NEO魯肉飯(スープ付き)


挽肉を使ったのではなく、カタマリの肉を崩れてフレーク状になるまで
煮込んでいます。これが美味しい魯肉飯のポイント!
 
NEO魯肉飯


カタマリの豚肩ロース肉の表面を鉄板で焼き、その時出た脂を使って
紫タマネギ(本来は台湾の赤ネギを使用)を炒めておきます。
肉は圧力鍋で50分煮込んでホロホロのやわらかさにします。
そして上記の紫タマネギや長ネギを加え、味をつけて20分ほど煮込むと
肉は勝手に崩れてフレーク状になります。
 
リフト~!


挽肉で作るのとは味が全然違う!
フレーク状なのでごはんと一緒にかき込めて美味しい!
 
煮玉子アップ!


普通に固茹で玉子を作り、冷やしてから殻をむき、
醤油、みりん、かつお節で作った煮汁にひたし、
ウォーマーで沸騰させないように一昼夜味を染み込ませました。
黄身の中心までちゃんと味が染みています!
 
スープ


スープは鶏ガラでとった出汁に塩と醤油で味をつけ、
ネギと溶き卵を加えたものです。
ブラックペッパーとホワイトペッパーが入っています。
 

カラスミは日本三大珍味の1つと言われていますが、
台湾名物でもあります(烏魚子)。
紹興酒に2日程度つけてから食べました。
メチャウマー!