海員閣＠横浜中華街 - 空腹時に見てはいけないブログ

1928年（昭和３）創業の老舗広東料理店。
「美味しんぼ」の第２巻で、山岡さんが接客の横柄さに怒って出ていった
「大南楼」のモデルとなった店です。
そんな「伝説」の有名店ですが、私は横浜市民のなのに未食でした。
コークスを使ったストーブ窯で料理を作ることで知られ
中華街屈指の行列店でもあります。

美味しんぼ連載開始当初（1983年）は本当に横柄だったのでしょうけど
今では割と常識の範囲内（といっても中華街の常識）に収まっているようです。
この日は平日午後１時半ごろで10人強の行列。
着席まで約15分、料理が出るまでさらに約20分ほどかかりました。

牛バラそば850円

どっひゃ～～～～!!!　こりゃ旨すぎ!!!　この店の看板メニューの一つです。
麺は自家製なのかな？　決してコシが強いわけではないけど歯ごたえが心地よく、
しかも、のびても美味しい。これは素晴らしい麺だ～!!
スープは豚も鶏も化調入っていそうで一見オーソドックスだけど妙に美味しい！
そして何といっても牛バラ！　よく煮込まれてジューシーで柔らかく、肉の量も充分！
八角や茴香のカケラが入った「非粉末・自家調合の五香粉」も最高にいい塩梅！
麺とスープとトロミのついた餡が混じったときのバランスも絶好で、もうたまらん！
いつも私は外食時「こうやってこうやれば私でも作れる」なんて考えながら食べているけど、
これに匹敵する物を作る自信はありません(^_^;
行列しても、接客が横柄でも、それでもまた食べたい絶品!!　★★★★★

生碼麺（サンマーメン）700円

これもまた非凡な旨さ！
私的サンマーメンNo.1はこれまで桃園でしたが、わずか８日間であっさりと首位交替(^_^;。
700円なのに豚肉もかなりの量が入っておりコストパフォーマンス抜群だけど
個人的には肉を減らしてもいいからモヤシを増やしてほしい。
それと、サンマーメンというのは餡とスープがアツアツなのが普通ですが
この店はちょっとヌルめなのが欠点。
実はこの日、夕食にサンマー麺を作ろうと思って勉強を兼ねて食べたのですが
これに勝てる自信は皆無。作る気が完全に失せました（笑）。　★★★★☆+