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鶏源@黄金町 ~鶏白湯塩ラーメン~

この店はさらに新しい記事もあります。
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2012年7月14日オープンの鶏白湯の塩ラーメン専門店。
鶏は国産、塩は天然塩を使用しているという謳い文句。

以前「ニンニクげんこつラーメン花月」だった場所。
駅からは近いのに人通りが少なめで、車でも停まりづらい立地です。
 
メニュー


メニューはシンプルで、実質的に鶏白湯の塩ラーメンのみの構成。
醤油味はありません。
 
お好み指定表


注文すると麺の硬さや味の濃さを訊かれます。
茹で時間からみると博多ラーメンっぽい麺なのでしょうか。
 
味変えもお好みで


カウンターにはこんな貼り紙が。
どうやら客の自主性に任せるタイプの店のようです。

塩ラーメン600円+味付玉子100円
(麺硬め)


アオサ、青ネギ、巻チャーシューが載ったビジュアルは まる玉@両国にそっくり
(まる玉のシンガポール店出身との噂もあり)。
しかし、麺はまる玉よりもだいぶ細く、スープの味わいも少し異なります。
鶏ガラと野菜が主成分の鶏白湯スープで、豚骨や魚介はおそらく使われていません。
まる玉以上に鶏ガラを前面に出した味で、粘度は強くないものの旨味はかなり強烈。
これはもはや、博多豚骨ラーメンの鶏バージョンと言った方が近いか。
麺リフト


麺は極細のやや縮れ。「硬め」で注文しました。
博多ラーメンほどではないけど色白低加水タイプで、
純粋に鶏スープを楽しむにはこの麺はよく合っていると思います。
食べ始めのバキッとした食感は中盤には消えてしまいます。
 
チャーシューアップ


しっかり味がついたやわらかい巻チャーシュー。
スープの塩味に対して醤油の香りが引き立つのが印象的。
 
味玉断面


味玉は色が濃い割に味は薄め。
チャーシューの煮汁か何かに漬け込んでいるのかも。
 
卓上調味料


さて、少し食べてから味変えしてみましょうか。
 
味変え開始!


ガーリックチップとブラックペッパーをかけ、このあと酢やゴマなども試してみました。
やっぱりアクセントがあったほうが美味しく食べられるのですが、
それ以前に、アクセント不足の最大の原因は、元々塩分がやや薄めだからでは?

私は、この店のスープはすごく美味しいと思います。麺との相性も良い!
豚ガラと鶏骨の違いはあれど、単一素材のスープを存分に楽しむという意味では博多ラーメンと同じ思想の上に成り立っています。
 
ただ、デフォの状態では未完成です。あえて味変えの余地を残してあるのかもしれませんが、客が好みの味を発見する前に再訪してくれない恐れがあります。また、複雑な味に慣れたラーメンフリークが単一素材だけで納得できるかどうかも疑問です。
 
ですから、やはり最初からバッチリ調った状態で出すべきです。もっと繁盛してほしい店なのでぜひ再考のほどを。私の見立てでは、香辛料や調味料に頼らなくても味を少し濃いめにするだけで鶏の旨味が引き立ちます。
 
で、後日再訪し、味濃いめで注文したのがコレ!
 
塩ラーメン600円+味付玉子100円
(麺ハリガネ・味濃いめ)


見た目は全く変わりません(当たり前)。
チャーシューは本来1枚なのですが、既定より薄かったため2枚載せてくれたそう。
やっぱりスープの感じは味濃いめでバッチリ!
これならば味変えの必要はないと思いますが、好みによっては少々入れても良さそうです。
 
★★★★☆+
味濃いめ・ハリガネならばという条件で。 
 
タンメン700円(麺ハリガネ)


中華鍋で野菜を軽く炒めてからスープを注ぎ込んで煮るという、中華料理のタンメンと同様の調理法。麺とスープは塩ラーメンと全く同じなのに、味わいがガラッと変わるところが面白い。ただ、鶏白湯の深い風味がやや飛んでしまうのは好みの分かれるところか。
 
タンメンリフト


麺はハリガネ指定なのでバキッと硬い。
後半になればバキバキ感は消えますが、適度な噛み応えは残るので
私的にはこの店ではハリガネが良いんじゃないかと思います。
 
麺場 鶏源 黄金町店
横浜市南区前里2-42 矢沢ビル102
045-261-0577
11:30~15:00 17:30~21:00(LO)
定休:水曜
★店情報は2012年12月訪問時に確認しました。
京急黄金町駅より徒歩2分
平戸桜木道路沿い。花月跡地。