北の国から「きらく」＠成城学園前 ～旭川オリエンテッド系～

看板に「北の国から」というサブタイトルが入っているので
「富良野ラーメン!?」と思う人もいるようですが、
旭川ラーメンを原型に東京で独自に進化・定着したものだと思います。
小田原にあった「味一」と同様、「旭川オリエンテッド系」というカテゴリになります。

麺は札幌の物を使用していますが、おそらく創業当時の東京では
旭川の麺が入手不可能だったためでは？

 

店はビルの２階にあり、階段を登ると暖簾が出ています。

 

メニュー
成城という場所柄、映画俳優や映画監督のサインが数多く飾られています。

「醤油」「塩」「四川みそ」がありますが、醤油がメインです。
ちょっと値が張りますが、この店のオススメはチャーシューメン！

 

チャーシューメン1000円
肉デカっ！


スープは豚骨ベースで魚介は入らず、透明感のあるアッサリ系に見えますが、
表面のラードが多いので割とコッテリしています。
青葉（旭川）をコッテリに振った感じ…と例えればいいでしょうか。
メンマは甘い味付けで、ちょっと筋がありイマイチ。

 

醤油麺リフト


暖簾には「札幌製麺」とありましたが、実質的に西山製麺と同じようです。
黄色く透明感があり、噛むとブチッと切れるプリプリ多加水熟成麺です。

 

スープ＆チャーシュー
生肉の状態で１枚あたり60～70ｇ程度ありそうな感じ。


チャーシューは肩ロースを甘く煮付けてあるタイプで肉質も良い。
超やわらかいのに肉汁があまり失われていないところが好感。
焼いてから煮ているのでしょうか？

 

★★★☆☆+
スープは普通。チャーシューは美味しい。

 

四川みそチャーシューメン1200円


四川味噌味は200円アップ。いやぁ割高ですねぇ。
メンマがない代わりに細モヤシ（普通のモヤシよりも美味しい）等を追加。
業務用の札幌ラーメンの素のようなものと豆板醤で味をつけているようで、
旭川テーストが影を潜めて札幌っぽく感じます。

 

麺はもちろん醤油味と同じ。


チャーシューの下にモヤシが隠れています。

 

チャーシューは醤油味と一緒。


肩ロースを甘めに味付けた汁で２時間程度煮込んであるものか？
私は肉感のある固いチャーシューが大好きなのでストライクではないのですが、
客観的にみればこれは幅広い層にウケそうです。

 

ラーメン専科　北の国から　きらく
東京都世田谷区成城6-16-5 カサローザ成城　２Ｆ
03-3482-3115
11:30～20:30
定休日 水（日曜もほぼ休み？）
小田急線・成城学園前駅より徒歩２分
近くにコインパーキングあり。

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（当ブログに掲載している飲食店のマップです）

 

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