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【ハマグリ出汁ラーメン】そばはうす不如帰(ほととぎす)@幡ヶ谷

2006年1月開店。永福大勝軒、中田兄弟を経て独立した店。
生ハマグリの出汁を使っていることで知られていますが、
木曜日の昼の部のみ煮干しラーメンの「裏不如帰」として営業しています。

そば(醤油)700円+味玉100円

豚骨ベースの動物系+魚出汁+ハマグリ出汁のトリプルスープ。
磯臭さはないのにハッキリとしたハマグリの味がします。
かといってハマグリがドカンと前面に押し出されている感はなく、
まとまりのよいスープに仕上がっています。疑いなく無化調。
麺自体は決して質の悪いものではないけど、
他者を寄せ付けないような孤高のスープに対して麺が邪魔にさえ感じます。
高級そうめんや稲庭うどんのような、混じりけのない100%国産小麦の麺と
一緒にいただきたいというのが正直な感想。


チャーシューはバラ肉で、肉そのものの甘味が感じられて美味しい。国産豚か。
味玉は甘過ぎもしょっぱすぎもしないのに出汁がよく染みていて美味しい!



豚つけそば950円

お酢と唐辛子と魚粉を加えてあり、酒かみりんのような甘味も強く感じます。
ラーメンよりも味付けが濃いめなのでハマグリの味はハッキリとわかりませんが、
もしハマグリ出汁を使用していると知らないで食べたとしても
「この出汁は一体!?」と他店にはない独自の風味を感じることができます。


つけ麺のスープとしてはパンチに欠ける部類ですが
コシと喉越しの両方を兼ね備えた三河製麺の太麺との相性は良好。
スープ割りの時にもハマグリの出汁を足してもらえるので最後まで楽しめます。





そばはうす 不如帰(ほととぎす)
東京都渋谷区幡ヶ谷2-47-12
03-3373-4508
11:30~15:00 18:00~21:30
定休:木・金(木曜の昼の部は「「一汁三にぼし裏不如帰」として別形態営業)
京王新線幡ヶ谷駅(北口)徒歩4分。
国道20号線(甲州街道)を初台方面へ直進。ENEOSの角(6号通り商店街)を左折して直進。
「一英」の角を左折した左側。
駐車場なし。徒歩数分の場所にコインパーキングあり。

★★★★☆