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本物の杏仁豆腐を作る!




杏仁豆腐は本来、アンズの種の中に入っている核の部分を使用します。
しかし、市販品はもちろんのこと、中華街ですら「本物の杏仁豆腐」を出す店は滅多にありません。
大抵の店はアーモンドパウダーと牛乳を使ったニセモノ。
添加物がたくさん入った杏仁粉に牛乳を混ぜて作っている店はまだマシなほうです。
長年の念願(?)だった「本物の杏仁豆腐」を作る日が、ついにやってきました!

【写真1枚目】アンズの種
横浜中華街の漢方薬局で購入。袋の外からもすでに杏仁豆腐の薫りがします。
アンズの固い種を割ると、中にこれが入っています。
これは乾燥させてありますが、水に戻して柔らかくします

【写真2枚目】これが本物の杏仁
水に戻したら、赤っぽい薄皮をむくと中はご覧のように真っ白!すごい薫り!
この薄皮をむくのに手間がかかるためニセモノが普及したようです。
これをプロセッサで挽いて汁を搾り取り、寒天と混ぜて杏仁豆腐を作るのです。
牛乳その他の混ぜ物は一切しません。
杏仁に多く含まれるアミグダリンには抗ガン作用があり、
咳止めの漢方薬としても使用されます。まさに医食同源

【写真3枚目】本物の杏仁豆腐できあがり!
シロップはレモンと砂糖とミネラルウォーターのみ。クコの実をあしらいます。
そこらの自称・杏仁豆腐とは比較にならないほど鮮烈な薫り!
これを食べた後に、適当な市販加工食品を食べると
添加物や化学調味料の味ばかりが強調され、体が受け付けなくなります。
これこそ料理の最後を飾る本当の意味での「デザート」と言えるのでは?
ただ、食べ進むと苦味が感じられ、やはり漢方(薬)なんだなと実感します。
お菓子として考えると、杏仁の使用量をもう少し控えるか、
牛乳等でのばした方が食べやすいかも知れません。