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カミカゼ@戸塚 4品実食レポ!

先日の記事では写真と説明だけでしたが
2日後に実食することができました!


カミカゼ」の屋号での復活は10年ぶり!

カミカゼが最初に開業したのは2001年。
当時出はじめていた「神奈川淡麗系」の塩ラーメン
を驚くほど進化させた伝説の名店です。
ラーメンフリークのみならず、これに影響を受けた
ラーメン店主も少なくないでしょう。

カミカゼについて】
2001年7月、横浜市泉区中田西にて開業。
2004年9月、閉店
2005年8月、藤沢市善行にて移転復活
2006年10月、閉店
2014年12月、横浜市戸塚区に「中華そば尋(ひろ)」を開業
2016年2月、行列店なのに閉店
2016年7月、旧「中華そば尋」の隣に「カミカゼ」を開業、
(リンク先をクリックすると当該記事に飛びます)

店内


店内はコの字型カウンターとテーブル席もいくつか。
調理場も含めて結構広い。
朝からずっと行列ができていたそうですが
この時は終了間近だったせいか空いていました♪

メニュー


「塩ラーメン」「醤油ラーメン」は旧カミカゼ風で
それぞれ焦がしネギの有無が選べます。
「中華そば」は「尋(ひろ)」の味に近いものです。

塩ラーメン750円


やった~!! めちゃ旨い!
これでもかと強引に煮出したような魚出汁ではなく、
ちゃんと綺麗に、美味しいところだけ出ています。
使用している魚介は、屋久島のさば節伊吹島産のいりこ
うるめ節、血合いの少ないまぐろ節羅臼昆布の5種類のようです。
一番多く使っているのはさば節とのこと。
スープが冷めてくるとさらに魚介の風味がよくわかります

ラーメンの雰囲気は旧カミカゼ時代と変わりませんが、
実際にはかなり変えてあるようです。
というか「前のレシピは残ってません」(店主談)
カミカゼと同じ味にすれば当然美味しいでしょうけど
10年前と比べてラーメンは大幅に進歩しています。
店主はその辺も踏まえて、これでもかと旨味を重ねる
最近の潮流に一石を投じているように私には感じられます。

麺リフト!


麺はもちろん自家製。
色白でポクッとした食感のもの
(→後にちょっと変化)。
序盤はしっかりとした噛み応えがあり、
中盤以降少しユルくなっても美味しい。

塩焦がしネギラーメン800円


塩ラーメンに焦がしネギが載ったもの。
私は焦がしネギがない方が
魚出汁の風味がよく感じられて好きかな~。

醤油焦がしネギラーメン800円
+チャーシュー250円+のり100円+メンマ100円



ベースのスープは塩と同じなのでしょうけど
醤油味になるとちょっと表情が変わります(^^v
隠し味のまぐろ節がいい味出しています。
まぐろ節って前面に押し出すとちょっとクセがあるけど
隠し味としては効果的ですね~。

醤油麺リフト!


麺は塩ラーメンと同じもの。
醤油でちょっと色づいた麺も美味しいものです。

チャーシューアップ!


チャーシューは旧カミカゼ→尋と
大きな変化はなく、バラ肉の煮付けです。
肉がやわらかいのはもちろんのこと、
脂身まで甘く美味しく仕上がっている
レベルの高いバラチャーシューです。
メンマは角材系で歯切れ良し!

中華そば650円
実はこれもかなりオススメ!


尋と同様、鶏ガラと煮干しを主体とするスープです。
しかし尋時代よりも煮干しの風味がよく、
さらに美味しくなっています!
店主に訊いたら、焼いた煮干しを使用するなど
やはりブラッシュアップされているそう。
煮干しの魚臭さや野暮ったさや苦みを一切出さず
リッチかつ軽やかに仕上げているのがすばらしい!

麺リフト!(中華そば)


麺は白くてパキッとしたもの。
塩/醤油ラーメンの麺よりも一回り太い。
尋のツルモチ麺も良かったけど
こちらの方が正統派の中華そばという感じがします。

というわけで、大山氏はやっぱりすごかった!
今後色々微調整され、さらに磨きがかかることでしょう。

カミカゼ(2017/7/5更新)
横浜市戸塚区汲沢町1202
11:00~15:45(材料がなくなり次第終了)
火曜定休
国道1号線沿い
駐車場多数あり
戸塚駅西口(戸塚バスセンター)より藤沢駅orドリームハイツ行きバス乗車
「大坂上」バス停下車