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竹世寿司@和田町

1954年(昭和29)創業。
古くからある、いわゆる街場の寿司屋なのですが
寂れず、黄昏れず、安易な値下げ競争に乗ることもなく、
安定して繁盛している店。


この店は栄@反町の店主の実家でもあります。

店内
店のHPより拝借。
清潔感と風格を維持しているのは繁盛している証でしょう。
現在の店主は3代目。
先代もまだまだお元気で店を手伝っています。

メニュー(右下クリックで拡大)


メニュー内容はごく普通の街の寿司屋という感じ。
今回は普栄@反町ちらし寿司を食べ比べるのが訪問目的。

特上ちらし3132円


さすが同族店だけあって具材や配置が似ています
「寄せ盛り」という盛りつけ方だそうです。

【具材(確認した限りで22種類)】
大トロ、玉子焼(自家製)、椎茸、たけのこ、甘エビ、ゆで海老、数の子イカ、タコ、煮穴子、アジ(酢締め)、カマボコ、カンパチ、とり貝、青柳、ほっき貝、キュウリ、イクラ、奈良漬、酢ばす、桜でんぶ(自家製)

【比較】普栄@反町の特上ちらし3240円


盛りつけの構成がそっくり。
こちらも具材は全22種類で、多くの具材は共通しています。
見栄えとしては、普栄の方が具が大きく豪華に見えます。

ちらし右下アップ


筍や椎茸の煮物はおせち料理風の甘めの味付け。
穴子のツメがタコにもかかっているのも普栄と同じ。
酢ばすは寸分違わぬほど同じ味です。
どれも自家製で素材別に仕込まれていて超うまい!

ちらし左下アップ



青柳、数の子、甘エビ、イクラなどが見えます。
貝類の種類が豊富なのは両店共通のようです。

裏から見た図


正面から見て美しいように盛られているけど
裏からでも結構美しいですね~(笑)。

潮汁(うしおじる)


ちらし寿司に標準添付。
白身魚のアラから美味しい出汁が出ています。

さて、ここから先はにぎり類をお好み注文。

いわし2貫


価格は分かりませんが、おそらく1貫200円前後でしょう。
ネタケースで美味しそうに見えたので注文しました。
期待通り美味しい!
酢飯は適度に硬めで甘すぎず好みでした。

づけ2貫



これも価格不明。普栄では1貫216円でした。
これは天然本まぐろの味ですね~!
養殖やインドマグロではこういう味にはなりません。
鰹出汁が効いた甘めの漬けダレも似ています。

小柴のシャコ2貫


小柴漁港(横浜市金沢区)のシャコは
江戸前寿司では最高とされるブランド。
一般のシャコにありがちなパサ感は皆無でジューシー!

穴子2貫


温かくてふんわりとした食感。
身のコクもツメの甘味も一体化してメチャうまい!
街場の寿司屋の穴子としては最高レベルと言えます。

大トロ1


価格不明ですがたぶん1貫400~500円。
色は白っぽいのに、ただ油っぽいだけではなく
マグロの旨味と風味がしっかりあるところがさすが。
間違いなく天然本マグロでしょう。

大トロ2


調子に乗ってまた大トロ。
上とはマグロの個体が違うので、味も微妙に異なります。
食べ比べると確かに違う!
店主いわく、大きなマグロほど旨味が強いそうです。

大トロ3&4


さらに2貫追加!
旨い旨い!

アジ


間違いなく美味しい!
こういう安価な光りモノこそ
その店の腕と素材を如実に物語ります。

かっぱ巻き270円


これもやっぱり旨い。
回転寿司や格安店としっかり差を付けています。

すごく美味しかった!
高級店でないのに仕事に隙がなくネタもハズレなし。
3代目まで栄えている理由がよく分かりました。

竹世寿司(たけよずし) 店のHP
横浜市保土ヶ谷区和田1-18-4
045-331-3537
11:30~22:30
水曜定休
相鉄線和田町駅より徒歩3分