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寿司と創作料理 普栄(たかえ)@反町

2013年7月13日開業。
焼肉店「ぎゅうぎゅう」が入居する建物の2Fにあります。


店主の山室氏の実家は保土ケ谷区和田町にある「竹世寿司」。
地元では名の知れた店です。私も竹世寿司には昔一度行ったことがり、
安くないけど美味しい店でした(現在ではそんなに高くないらしい)。
店主は小学校3年の頃からこの店の手伝いをし、
和食のノウハウを徹底的に叩き込まれたという。
 
店内


店内はしっかり作り込んであって高級感あり。
4人掛けテーブルが5卓ほどとカウンター6席あります。
狭苦しさ皆無のゆったりとした空間がいい。
 
にぎりメニュー(写真右下クリックで拡大)


※この日はアジがありませんでした。
8貫のおまかせにぎりは、並が1550円、上が2320円。
巻物は1本260円、鉄火巻きは1本650円です。
お通し(テーブルチャージ)は1人たったの100円。
 
 一品物メニュー(写真右下クリックで拡大)


左側は本日のオススメ。
右側はレギュラーメニューです。
 
出来たてアツアツだし巻きたまご550円


焼きたてなのでアツアツふわふわ!
にぎり用も作り方は同じそうですが、冷やして固さが増しています。
 
ツブ貝・磯ツブ貝のコリコリ刺身1200円


左はキモ付き。フタもついているのでこれ1個で貝1個分なのでしょう。
右は身のみの切り身となっています。
左が磯ツブで、右が普通のツブ貝かのかな?
身はサザエほど硬くないし、キモもサザエほど苦くありません。
もちろん鮮度もよくて文句なし!
 
茶碗蒸し580円


ミツバもカマボコも載らないプレーンなビジュアルながら、
一口目に昆布出汁がフワッと感じられ、後から鰹の風味も追いかけてきます。
しかも、この出汁はトロミのついた餡になっています。
これはとても珍しい作り!
 
白魚・イン・ザ・茶碗蒸し


中にはなんと白魚が!
メチャ意表を突かれたけど、奇をてらったような邪道感はなく、
純粋に美味しくて喜ばしい一品。
卵生地にも全くスが入らず滑らかな事この上なし。
 
銀だらの照り焼き780円


鱈の身はは元々水分が多くてやわらかいのですが、
この照り焼きはただやわらかいだけではなくホックリした感じがいい。
感心したので、どうしたらこういう食感になるのか聞いたら、
丁寧に教えてくれました。ありがとう~、マネしてみます!
みりんの利いた甘くコクがあるタレも美味しい!
 
秋さんまあぶりにぎり240円


今年の晩夏~秋口にはサンマがなかなか南下せず高値という
ニュースが流れたものですが、現在は本州近海に下りてきて
価格も安くなり質も良いそうです。うまい!
 
普栄特製あん肝600円

アンキモ自体も良質で文句ありませんが、特に評価すべきはポン酢でしょう。
複数の柑橘類、良質な酢、しっかり利いた昆布出汁がたまらない。
寿司屋では、ポン酢のレシピは門外不出のところが多いそうですが、
ここもご多分に漏れずということでした。
 
おまかせにぎり(8貫)2320円
同じものを2人前注文。


中トロ2貫、平貝、ツブ貝、穴子、ウニ軍艦、ヒラメ、甘エビ。
ウニは平凡だったけど他は全て美味しくて、この価格帯の店としては総合点高し。
シャリの量は標準よりやや多め、にぎり方はやや硬め、
寿司酢の味は自然で爽やかで、塩分や昆布が少ないタイプです。
 
にぎりアップ

まぐろの質は先日紹介したばかりの人形町なごみやの方が上と思いますが
あの天然本マグロはかなりの出血サービスと思われるので仕方ないか。
この価格帯の寿司店では十分な内容だと思います。
ヒラメは、シャリとの間に海苔が挟まっているのが珍しい。
 
栗の渋皮煮


口直しのデザートとして出しているもので、
店を手伝っている店主の母(竹世寿司の大将の奥さん)
が仕込みを担当しているようです。
とっても美味しくできているので、
栗菓子好きならこれ目当てに来ても良いぐらいです。
 
他に(2人合計で)にぎりをお好みで6貫、飲み物4杯を注文したのに
お会計は12390円でした。クオリティを考えればかなり安い!

寿司と創作料理 普栄(たかえ)
横浜市神奈川区反町1-5-14 反町クリスタルパレス 2F
045-322-6061
17:30~23:00(L.O.22:30)
月曜定休
(営業情報は訪問時に直接確認)