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じょんならん@横浜白楽 讃岐うどん・池上製麺所出身

この店は再訪記事もあります(リンク)
 
 
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2011/4/11オープン。TVでもよく紹介される香川県高松市
「るみばあちゃん」こと池上瑠美子さん率いる「池上製麺所」の出身。
讃岐うどんの超有名店で修業した弟子が横浜初見参なのだ!


「じょんならん」とは「手に負えない」「どうにもならない」という意味。
店主が修業中、るみばあちゃんに「この子はじょんならん!」と
怒られたことが店名の由来になっているようです。
 
メニュー表(写真右下をクリックすれば拡大)


ぶっかけ、かけ、釜揚げなど、追加具のないうどんは全て550円(大盛200円増)。
トッピングは色々ありますがすべて+300円(温泉玉子は100円)。
讃岐うどん店としてはかなり高めの価格設定ですね~。
 
店頭立て看板

ランチは2種類あり、「今日はBランチが全然出なかった」と店の人が嘆いてました。
その他限定メニューで「辛まぜ」「しっぽくうどん」がありました。

Aランチ700円
温玉、ちくわ天、さつまいも天、大根おろしが載ったうどん。
…とのことですが、ちくわが穴子天に変更されていました。
天ぷらはその都度揚げています。


ベースは「ぶっかけうどん」(冷)なのですが
「しょうゆうどん」に変更可能とのことで、しょうゆにしました。
 
しょうゆ


卓上の「だし醤油」をかけて食べます。讃岐では定番の食べ方。
醤油原液に少し出汁を足したような感じ。
瀬戸内らしくイリコ(煮干し)主張系かと思いきや、カツオが目立つような気がします。
化調や既製ダシっぽい感じはせず美味しいのですが、
どうも味が薄いようで多めにかけてしまいました(笑)。
写真にある天かすも自由にかけて食べられます。
 
麺リフト!

麺はあくまでもソフトな食感。それでいてフニャっとしていない。
噛み応えはソフトなのに、跳ね返す強い弾力を感じる。
関東人はただ硬ければコシがあると勘違いしがちなのですが、
この麺を食べれば本当のコシを理解できるはずです。
麺は神田神保町の「まる香」東名川崎ICの「綾」よりも上。
店主は「生地を手で捏ねなければこの味は出ない」としきりに強調していたので、
それが美味しさの秘密なのでしょう。
 
ぶっかけ550円+野菜天300円
ツユは徳利で出てきますが、上記の「しょうゆ」をさらに出汁で薄めた感じで
イリコよりもカツオの出汁を強く感じます。


天ぷらはナス、蓮根、シソ大葉、さつまいも、カボチャ。
その他、大根おろしカイワレ大根、青ネギ、白ゴマ、レモンが載っています。
天ぷらは注文が入るたびに揚げていますが、
揚げ手が慣れていないせいか、ほんの少しですが不出来もあり。
まあ、プラス300円取るだけの内容ではあります。
 
ぶっかけ麺リフト


麺はもちろん前述と同じ。ガシッと硬いわけではないのに強いコシを感じます
噛むと弾力がありますが、ムニュッと簡単に噛み切れるわけではなく、
しっかりとした歯応えの後にプツリと切れる感じです。
しかも、小麦粉の風味や甘味もしっかり感じられるのです。
さすが本場仕込みの麺。本家にそう劣らないレベルでは?
 
総合評価 ★★★★☆+
こういう店が増えれば横浜のうどんは大幅にレベルアップするでしょう!
本場よりも値段が高いのは家賃云々だけのせいではなく
カツオやさば節を贅沢に使っているためだそうです。
(香川で安い店は業務用のめんつゆを使用する場合がほとんどだそう) 
 
本格手打ちうどん じょんならん
横浜市神奈川区六角橋2-14-9 KEIコーポ白楽1F
045-413-2345
11:30~14:30 18:00~21:00
(日曜は11:00~16:00)
月曜定休
東急東横線白楽駅より徒歩7分
横浜上麻生道路・六角橋交差点から神奈川大学方面に約80m
Y字路を右へ入ってすぐ右側。