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ビストロ・ショーラパン@阪東橋(ディナーコース)


有名カレー店「アルペンジロー」の隣の小さなビストロフレンチ店。
誰にでも自信を持ってオススメできる、間違いのない店なんです!
オーナーシェフは元ホテルオークラ神戸の料理長。
ランチしか食べた事がなかったのですが、ついに今回は憧れのディナー!


ディナーコース6000円

ディナータイムはコース料理のディギュスタション形式。
プラス1000円で魚料理を追加することも可能。
この日のメインディッシュは鴨or仔羊でしたが、後者を選択。
以下、料理をサーブ順に紹介します。

アミューズ(小前菜)

◎卵のメイプルクリーム添え
半熟卵の一部をくり抜き、塩と粗挽きペッパーを少々入れ、
メイプルシロップ入りの生クリームを盛り付けたもの。


食べているうちに味が変化し、味の複雑な三重奏が不思議でした。
簡単な料理なのに満足感高し!



アントレ(前菜)

◎サーモンのマリネ・レモン風味
スモークしていないサーモンはさっぱりとした後味。
◎テット・ド・フロマージュ
豚頭、耳、軟骨、豚足など色々な部位を使用したテリーヌ。ちょっと癖がある…。
◎とうもろこしのムース・生うに添え
コーンのムースは初めて食べたけど結構美味しい。ウニとの相性もバッチリ!


ここでフランスパンが登場。
赤ワインとフランスパンをつまみつつ、次の料理を待ちます。


フォアグラのクリームブリュレ


スプーンを差し込むとパリンと見事に割れる。
中は甘味があまりなく、スイーツではなく料理仕立てにしたブリュレ。
美味しいけど、もう少しフォアグラを際立たせれば魅力倍増。



スープ

◎ビシソワーズ・カボチャのクリーム入り
ブイヨンのしっかり利いたコクのある冷製ジャガイモスープに
カボチャクリームを溶かし込んで飲むと美味しい!



ポワソン(魚料理)

◎ホタテのポワレ
シェフは「ホタテのサラダです」と謙遜して(?)いましたが、
コースの順序的には魚料理が出る番です。
ホタテは中がレアで、バターを使わず素材の味を素直に引き出している。
付け合わせはチョリソ、オリーブの実、ルッコラ
オリーブの実が妙に美味しい。なんと国産(小豆島)とのこと。さすが!



ヴィアンドゥ(肉料理)

ラムチョップのロティー
カタマリのラムチョップをローストした単純な料理ですが、
焼き加減、塩コショウの加減も抜群で、肉の量も結構多い!


単純な料理を美味しく食べさせるのは年季と腕のなせるワザ。
付け合わせの野菜の量も多いので、サラダが要らないぐらい。



デザート

◎カスタードプリン・キャラメルソースがけ・桃のコンポート添え
キャラメルソースのプリンは文句なしに美味しいのですが、
ここのコンポートは洋酒で苦味が出ており、好みが分かれそう。


最後にミニコーヒーが出てきてお開きとなります。
デザートはランチ路線の拡大版という感じですね~。
キャラメルソースのプリンの後に苦めのコーヒーがよく合います。

料理内容は全体的に素朴ですが、焼き加減、塩加減などすべてバッチリで
さすがプロの所業という感じ。量的にも満足しました。
この値段では高級素材を使ったりソースに凝ったりすることは出来ないので、
その代わり、素材の旨味を存分に引き出すことが重要になるのだと思います。
6000円でここまでできるとは! ごちそうさまでした!

ビストロ ショー・ラパン 店のHP
横浜市中区弥生町3-29-1-101
045-251-0024
11:30~14:00(ランチ)
17:00~21:00(ディナー:予約制)
定休:日曜・祝日(その他、月1回ほど「サボり日」があり店内に事前告知)
地下鉄・阪東橋駅(3A出口)徒歩3分
地下鉄・伊勢佐木長者町駅(6B出口)徒歩5分
京急黄金町駅より徒歩8分
周辺にコインパーキング複数あり

※2009年のお盆休みは8月13~16でした。