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炸醤麺(ジャージャンメン・ジャージャーメン)麺は手打ち!

日本の中華料理屋でよくある、黄色っぽい中華麺に茶色い挽肉餡が乗った
ジャージャーメンは広東経由で日本流にアレンジされたものだと思われます。
本来の炸醤麺の姿とは全く違うものです。
 
炸醤麺北京料理です。炸醤とは油で炒めた味噌の意味。
中国製の醤を使用し、麺も自分で作りました!
 
黄醤(ホアジャン)


黄醤とは大豆を原料とする中国の味噌のことで、
日本でいえば愛知県三河地方の八丁味噌に近いものです。
日本の味噌は大豆だけではなく米や麦も使われる場合が多いので
大豆のみで作った味噌は実は意外に少ないのです。
 
◆材料(肉味噌)
豚バラ肉(細かく刻む)、黄醤(なければ八丁味噌)、生姜、長ネギ、唐辛子粉、紹興酒、サラダ油
 
◆作り方(肉味噌)
1)生姜は細かくみじん切り、ネギもみじん切り、キュウリは千切りにしておく。
2)豚肉を赤身と脂身に切り分け、それぞれ粗みじんに切る。
3)フライパンにまず脂身のみを投入して中火で油を絞り出す。
4)脂身が縮んで茶色くなったら赤身と生姜を入れ、揚げるように炒める。
5)黄醤を入れ、肉と馴染ませたらネギのみじん切りと唐辛子粉を入れ、照りが出るまでよく混ぜながら炒める。
6)麺を茹でて器に盛り、できあがった肉味噌を乗せ、キュウリをトッピングすれば完成。
 
麺打ち

中国の麺は色白で太い。日本でいえば「うどん」に近いものです。
日本で一般的に「中華麺」と呼ばれる、かん水入りの黄色くてプリッとした細麺は中国ではあまり一般的ではありません。
中国では麺を打ってからすぐに食べるのが普通ですが、日本では製麺所から買うのが普通なので、日持ちし、型くずれしにくいように鹹水を入れるようになったのだと思います。
 
◆材料(麺)
強力粉300g、水135g
 
炸醤麺完成!


自家製の麺に黒い肉味噌。いいでしょう~!
左奥にある赤いものはナスとキュウリと赤紫蘇の漬物、いわば柴漬けです。
この漬物も自家製!
 
横からアップ!


キュウリは混ぜてもシナシナにならずシャキッとした食感が残るよう
太めに切りました。
 
麺リフト!


ご覧のように、麺は見た目もうどんっぽいのが分かるでしょう。
中国の麺料理はこういう麺が標準的なんですよ~!
 
マゼマゼ!


肉味噌が全体に馴染むまで混ぜてから食べましょう。う~ん旨い!
3年前に炸醤麺を作った時は既製品のうどん乾麺を使用しましたが、
自家製麺を使用すると旨さ倍増!
 
ニラ玉


醤油は使わず、塩とゴマ油で炒めてあります。