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せんべい汁(青森県・岩手県郷土料理)

八戸市を中心とする旧南部藩地域(青森県南東部と岩手県北部)の郷土料理で、
江戸時代の後期から食べられているそう。
あの「南部せんべい」を具にした鍋料理なのです。
B1グランプリ(ご当地B級グルメ全国大会)で3年連続2位!
八戸せんべい汁研究所のHP

鍋専用のせんぺい

普通の南部せんべいとは異なり、煮込んでも溶けにくいように作られています。そのまま食べても味がなくて固いですよ!



これは飯田橋にある青森県物産館で購入したもの。

せんべい汁

せんべい汁にはいくつかのバリエーションがありますが、
もっともポピュラーなのが鶏肉を使用した醤油味の鍋。
カツオ、煮干し、昆布などは使わず、今回は鶏ガラスープを使用。
野菜は全体的に薄めに切るのがよいと思います。


■材料
せんべい、鶏モモ肉、ニンジン、ゴボウ、しいたけ、長ネギ、キャベツ、
鶏ガラスープ、醤油、本みりん、天然塩

写真は、野菜が半煮えの状態でせんべいを投入したところ。
まだせんべいは硬いままです。



せんべいが煮えてきました。
せんべいの硬さは、アルデンテの状態が一般的にベストとされます。
パリッとした食感が消え、しかも、やわらかくなりすぎず
シコシコした食感が残っている状態がいいでしょう。


汁が染みてフニャリとして、透明感を帯びてきたら食べ頃です。
せんべいは結構硬いので、煮えるまで10分近くかかります。

取り皿にとって、せんべいを食べるところ。


せんべいの耳の部分はプニッとやわらかく、本体の部分はアルデンテです。
こう見えて意外とコシがあるんです。箸で持ち上げても全然破れません。

さらに煮込んでプニプニになったせんべいも美味しいですよ!



〆に加ト吉の冷凍うどんを入れます。


無添加3倍濃縮パックの鶏ガラスープを使っているので、
汁のコクも申し分なし。美味しくいただけました!