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卵黄のみのカルボナーラ(パンチェッタ入り)

本場イタリアのカルボナーラは、基本的にチーズと卵のみで作ります。
生クリームや白ワインなどは使わず、パンチェッタ以外の具は入りません。
…と、ここまでは当ブログでも何度か説明した事があるのですが……。
実は先日、過去の「美味しんぼ」(第25巻)を読み返していたら、
カルボナーラに卵白を入れるな」と山岡さんが言っていました。
そういえば私は全卵で作ってるので、今回は卵黄のみで試してみることに。

カルボナーラ材料(1人分)
パスタ(リングイネorスパゲティー)約150g
パルミジャーノ・レッジャーノ(カタマリ)
ペコリーノ・ロマーノ(カタマリ)
(上記2種のチーズを削って半々に合わせ、大さじ山盛り1使用)
パンチェッタ(生ベーコン)50g
卵黄(約50g)、オリーブ油30cc、ニンニク1/2片、地中海の天日塩、
イタリアンパセリ(なければ普通のパセリ)、粗挽きブラックペッパー

特選素材:パンチェッタ

これが意外と入手困難なんです。豚バラ肉を塩漬けにして作ったもので、
バラ肉を使った生ハムと思っておけばいいでしょう。


カルボナーラの調理手順
①大きめのボールに、よく溶いた卵黄と削ったチーズを合わせておく
②ニンニクとパンチェッタをオリーブ油で炒める。焦げないよう弱火でじっくりと香りを出すのがコツ。麺が茹であがる直前に炒め上がるよう、タイミングにも注意。
③ ①の中に②を投入する。続いてすぐに茹であがった麺を投入!
④麺とオイルの熱でチーズを溶かしながら絡める。素早く混ぜ合わせないと卵がダマになるので注意!①の量が多すぎるとチーズが溶けきれず卵も生っぽくなるので、量のバランスも重要!
⑤すぐに皿に盛り、ブラックペッパーを粗く挽いて振りかけ、パセリを飾りつければ完成。

カルボナーラ完成!

じゃ~ん! かなり黄色いでしょ!?
濃厚すぎるぐらい、すごいコクがあります。


皿ににソースがたまっておらず、ネットリと麺に絡みついています。


パンチェッタのアップ。
ベーコンだとスモーク臭が邪魔になるのでパンチェッタを使うのです。


いや~、やっぱり黄身だけの方が美味しかったです!
今後はこの作り方で行きます。

【参考】こんなカルボナーラは本場っぽくない!
①卵がダマになっている
②ソースの黄色味が弱く、白っぽい
③ソースが皿一面に溜まっている
④野菜やキノコなどの具が入っている
⑤生の卵黄や温泉玉子がトッピングされている
⑥「失敗しない」を謳っているレシピ