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【タイ料理】カオマンガイ(茹で鶏肉ごはん)

カオはご飯、マンは油(ここではニンニク油)、ガイは鶏肉の意味。
マレーシアやシンガポールにも似た料理があり、
中国南部の海南鶏飯にそのルーツがあると言われています。

カオマンガイ

鶏肉の茹で汁とパクチーの根と香草で炊き込んだタイ米に、
茹でた鶏肉を添えて、辛いソースをかけて食べるという
いわば「タイのチキンライス」です。これは辛味ソースをかける前の状態。


ソースをかけた図。鶏肉とご飯だけでは辛味はまったくありません。
パクチーの根は、炊き込めばクセはほとんど感じません。
辛味ソースをかけるとこんな感じに!


辛味ソースと鶏肉のアップ

鶏肉はただお湯で茹でただけなのにフワリと柔らかい!
皮もグニャグニャせずに楽に噛みきれ、辛味ソースとよく合います。


鶏大根スープ

鶏肉の茹で汁で大根を煮て塩で味付けしたもの。
バンコクの屋台でカオマンガイを注文すると必ず付いてくるそう。



タイ直送の素材

バイトーイ(たこやしの葉)…炊飯器に入れて炊き込む
ガティアム(タイのニンニク)…日本のものより小粒でよい香り
パクチー…根はすりつぶしてタイ米と一緒に炊き込む



◆材料(鶏ごはん本体)
タイ香り米、鶏モモ肉、バイトーイ(タコヤシの葉)、生パクチー(根付き)、
カー(タイの生姜)、天然塩、ブラックペッパー、ガティアム(タイのニンニク)

◆材料(辛味ソース)
プリッキーヌ(タイの小粒唐辛子)
カー(タイの生姜)
ガティアム(タイのニンニク)
タオチオ(タイの大豆発酵調味料)
シーユー・ダム(醤油を甘くドロッとさせたようなタイの調味料)
パームシュガー(椰子から作った砂糖)
マナオ(タイのライム。日本のカボスに似ている)
タイの調味料と食材31種類

◆作り方
①鶏モモ肉を熱湯から20~30分茹でる。沸騰したら弱火にしてアクを取ること。
②タイ香り米は洗ってすぐザルにあげて水気を切っておく(うるかさない)。カーとパクチーの根は軽く叩いてつぶしておく。
③鶏肉が茹であがったら、タイ米を炊く分量の茹で汁を取り分けて冷ましておく。
④ガティアム油を作る。ガティアムは包丁で叩いてみじん切りにし、熱した植物油の中で弱火で焦がさないようにキツネ色になるまで揚げる。
⑤炊飯器にタイ香り米、カー、パクチーの根、バイトーイ、塩、コショウ、④のガティアム油を小さじ2、鶏の茹で汁を入れて炊く。
⑥辛味ソースを作る。赤プリッキーヌ、タオチオ、カー、ガティアムをすりつぶしてから、残りのソースの材料を加えて混ぜ合わせる。
⑦茹でた鶏肉を食べやすい大きさに切り、炊きあがったご飯をお皿に盛り、その上に鶏肉をのせ、生のキュウリとトマトを付け合わせてパクチーの葉を飾る。辛味ソースをかけて召し上がれ!