ボニート・ボニート@武蔵小山

武蔵小山でいま話題の「おっぱいラーメン」に行くもフラレ。


「ラーメンBAR スナック、居酒屋。」という店名で午後７時から営業。
居酒屋・バーの一角で元グラビアアイドルのお姉さんが
おっぱい（の谷間）丸見えの服装でラーメンを作ってくれるという店。
バーそのものは営業していたのですが、
ラーメンはお休みの日だったようで…。

 

仕方がないので近所で比較的有名なこの店へ。

 

ボニート・ボニート


２００４年８月開業。
ボニートとはスペイン語でカツオのことだそうで、
要するに鰹節を前面に押し出したラーメンなのです。

 

メニュー


「正油あらびき」が中心メニュー。
普通の正油ラーメンの方はおとなしい味で、
注文しようとすると店主が「あなたには味がわからないよ」
と決めつけたように念を押す。
きっと色々あったんでしょうね…（嘲笑

正油あらびき850円＋味玉100円


スープは明らかに鶏ガラとカツオ（と昆布）が中心。
他に余計な素材はほとんど入っていないと思います。疑いなく無化調。
砕いたカツオ魚粉と香味油が分かりやすさを演出。
しかし、私も第８回ラーメンイベントで気付いたのですが、
カツオだけでパンチを出すのは意外に難しく、
奥行に乏しい味になってしまう気がします。

 

麺リフト！

麺は浅草開化楼。この麺、途中で嫌になっちゃうな…。

とんこつ醤油等なら合いそうですがこのスープには合わないような。

 

味玉断面etc.


味玉は普通。チャーシューは美味しい。
メンマは発酵臭が少なく、タケノコの甘い煮物のような味。

 

正油らーめん800円＋煮豚２枚250円


魚粉等は入らず、鶏ガラとカツオの素直なスープ。

疑いなく無化調。「油なし」なので素材感をダイレクトに感じます。
確かにこれ、俗にいうところのインパクト、パンチ、フックなどという
ものはありません。市井のラヲタにウケないのは当然でしょう。
しかし魚粉に頼らない良質なカツオ出汁を存分に堪能できる
稀有なラーメンであることは見逃せません。
市場でウケないことはわかりますが、この味結構好きだな～！

 

もともと店主が作りたいラーメンはこちらだったんじゃないか。
「あらびき」は経営のために割り切った結果じゃないかと。
…そう思わずにいられません。

 

ボニート・ボニート
東京都品川区小山4-1-8
03-3792-7713
11:30～14:30（土日祝は～15:00）
18:00～21:30ＬＯ（売切仕舞）
月曜日（祝日の場合は翌日）
東急目黒線「武蔵小山」徒歩２分

 

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