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十和田牛バラ焼き(自家製)

十和田バラ焼きの発祥は戦後間もない青森県三沢市といわれています。
米軍三沢基地から安く払い下げられた牛バラ肉と、
当時、比較的安価で入手できたタマネギを使用して考案されたそう。
三沢で誕生したこの料理は周辺地域にも広まり、現在、
十和田市には三沢市を上回る約60店舗のバラ焼き提供店があります
十和田バラ焼きゼミナールHPより引用・要約)

十和田バラ焼きゼミナール認定品


「十和田バラ焼きゼミナール」認定品
肉を漬け込んだレトルト商品で、タマネギを切って一緒に炒めるだけ!
原材料名を見ると、おろしニンニク、リンゴ果汁、舞茸パウダーがキモのようです。
添加物が多すぎるのが気がかりですが、味のイメージはつかめそうです。
 
十和田バラ焼き完成!(既製品)


上記の既製品をタマネギと一緒に炒めただけ!
なるほど、なかなかの美味しさです。
味が濃いのでビールのつまみにもイケる。
ただ、化調や添加物の味が気になるなぁ。

十和田バラ焼き(自家製その1)


既製品の原材料を参考に自分で作ってみました。
リンゴは使っていますが舞茸は入らず、化調等も使っていません。
ただ、肉はバラじゃなくて肩ロースなので厳密にはバラ焼きではありません。
味は満足度大ですが、既製品に比べてトロミや赤身が足りないため
見栄えがやや素っ気ない感じも。
 
十和田バラ焼き(自家製その2)


今度は牛バラ肉を使用。片栗粉でトロミを少しつけてみました。
リンゴは5人分で2個使用しています。
舞茸はミキサーで挽いてペースト状にして入れてあり、
マイタケプロテアーゼというタンパク質分解酵素が肉をやわらかくしてくれます。
 
バラ焼き定食


ごはん、味噌汁、キュウリの糠漬け、小松菜のお浸しのセット。
味噌汁には自家製の「えのき氷」を入れてみましたが、
出汁の風味が消されてエノキだけのつまらない味に。
 
バラ焼きアップ


肉はやわらかいを通り越して、ドロリと溶けかけている感じ。
これは紛れもなく舞茸効果でしょう。
リンゴもこの料理には欠かせない存在。
 
オンザライス!


やっぱりごはんによく合います。
このまま牛丼にしても美味しいでしょう。
 
焼酎


この日来ていたそくらてすさんが買ってきてくれた焼酎。
福岡県筑後市の釈云麦(じゃくうんばく)という麦焼酎です。
本州北端の料理と九州の焼酎もなぜかよく合ってしまう!
 
かつお


自慢のかつお節削り機で鰹本節を削って…。
 
小松菜&かつお


削りたての鰹節を茹でた小松菜に振りかけ、醤油をかけて食べます。
市販の削り節よりも風味が格段に良いばかりではなく、
口の中にカスカスした食感が残らないところがいい!