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金精軒台ヶ原店@山梨県北杜市 ~元祖信玄餅!

明治35年創業。旧甲州街道沿いにある老舗和菓子店です。
この店の看板商品はなんと言っても「信玄餅」。
人口4000人の小さな町に次々と客が押し寄せる!

信玄餅といえば、高速道路のSAや土産店などでもよく見かける
桔梗屋の「桔梗信玄餅」が有名。甲州土産の大定番です。
しかし、実は信玄餅」の登録商標は金精軒が保有しています。
宣伝をほとんどしていないため知名度は低いのですが
法的にはこちらが元祖と言えるのです。
 
 
金精軒の信玄餅(8個パック)
テイクアウトのみ。店内で食べることは出来ません。


6個960円(1個あたり160円)
8個1200円(1個あたり150円)
10個1450円(1個あたり145円)
20個2800円(1個あたり140円)
30個3900円(1個あたり130円)
まとめ買いすると1個あたりの価格が少しずつ安くなります。
賞味期限は11日間です(桔梗屋は12日)。
 
桔梗屋と金精軒の比較
桔梗屋


◇原材料(桔梗屋):砂糖・水飴・黒蜜・餅粉・黄名粉(大豆)
 
金精軒


◇原材料(金精軒):砂糖、餅米粉(国産)、黒蜜、きな粉(国産大豆)、水飴
 
包み紙のデザイン以外、見た目はどちらも変わりません。
原材料は一見両者ほぼ同じに見えますが、
使用量の多い順に書かれる規定になっています。
このことから、金精軒の方が餅米の使用割合が高いことが推測されます。
また、金精軒は餅粉と大豆が「国産」と明記されています。
 
蜜をかける!


包み紙をひろげ、余分なきな粉を包み紙の上に落として餅だけにし、
添付の黒蜜を入れて餅に絡めたところ。
 
絡めて食べる!


黒蜜に絡めた餅を包み紙の上に載せ、きな粉を付着させて食べましょう!
金精軒では、餅粉を練った後に加熱処理する求肥(ぎゅうひ)ではなく、
餅米をついて作った本物のお餅であることをウリにしています。
私の感想は以前書いた通り、餅、きな粉、黒蜜ともに金精軒が上!

都内では、道の駅八王子滝山日本橋の「富士の国やまなし館」
金精軒の信玄餅を購入できます。

信玄餅(4個入り500円)
本店(北杜市白州町台ヶ原)でしか買えないプレミア品!

地元で採れる梨北米(りほくまい)を使用。
お餅自体の砂糖を減らして良質な餅米の味を引き立たせています。
追加のきな粉までついて、楊枝も餅1個につき1本ついています。
ハッキリいって、「きな粉餅」としては普通バージョンよりも遙かに美味しい。
ただ、信玄餅というお菓子とは少し離れてしまう気がしました。
 
◇原材料名
 餅米粉(梨北米)、砂糖、黒蜜、きな粉(国産大豆)、水飴

金精軒 台ヶ原店 (きんせいけん)
金精軒HP(オンライン購入可)
山梨県北杜市白州町台ケ原2211
0551-35-2246
9:00~17:00 木曜定休
 
 
 
【参考】新潟県の「出陣餅」

上杉謙信にちなんだ餅もあります。
中身は信玄餅と大体同じ。
 
【参考】福岡県の筑紫餅





ネットで注文してみました。
信玄餅よりも歴史は古いようです。
味は桔梗と同程度だと思います。