だるま＠日ノ出町 串焼き名店

カウンター10席程度の狭い串焼きの名店。
ずっと前から行きたかったのですが、いつも混んでおり、
ご覧の通り入りづらい店構えや駐車場所の難しさも手伝って
なかなか訪問できずにいました。

プロ野球選手なども試合後によく訪れるそうです（この日も来ていました）。
ちなみに隣に見える怪しい店は有名な老舗ストリップ劇場！(笑)

メニューは「おまかせ」のみ！
メニュー表はないので、座ったら飲み物だけ注文しましょう。
飲み物は瓶ビール、ウイスキー、日本酒、
烏龍茶、オレンジジュース、ジンジャーエール。

大将は84歳と高齢で、30代後半のお弟子さんがしっかりサポートしています。

頑固で無愛想系かと思いきや、大将もお弟子さんも愛想が良い。
では、出てきた順にどんどん紹介しましょう！
ちなみに、串焼きはすべて炭火で焼いています。

 

お新香

まずはお通し代わりに出てきます。
普通の糠漬けなのですが、何か一味違うような気もして美味しい。

 

ギンナン

季節外れですがなかなか上手な焼き上がり。

 

ぼんちり

鶏のシッポの部分。油臭さが出ずに香ばしく焼き上げています。
これを食べて、この店がただ者ではないことを確信しました。

 

ピーマン

中に味噌が入っています。

 

ハツ

なんですかこれは！　今まで食べたどんなハツよりも美味しい！
都内で高めの店に行ってもこんなハツは食べたことがありません。
この店の肉類はあらかじめ串打ちしておらず、その都度串に刺しています。

 

牛タン

これも美味しい。
ただ、タンに関してはすぐ近所の末広の豆タンのほうが上だと思います。

椎茸

串焼きではなくホイル焼き。見た目はそそらないのですが、
食べてみると椎茸の香りが非常によく引き出されていて唸る！

 

ラム

これまたやわらかくて香りのよく美味しいラムです。
少量はさまれたシシトウのアクセントもいい。
この店のすごさをこれでもかと見せつけられます。

 

豚バラ

脂身が多いから大丈夫かなと思いましたが、
食べてみると脂が甘くて美味しいこと！
紫蘇のアクセントもいい！

豚レバ

中はレアですが、冷たくはなく、ちゃんと熱が入った絶妙の加減。
「新鮮なレバーは血が滴らないんだ」とご主人談。

 

ナス

これはあらかじめ串打ちしてありましたが、出す時には串を外しています。
フワッとして美味しいナスです。からし・生姜・醤油で食べるのが面白い。

 

手羽先

なんとカレー粉で風味づけしてあります。
全然違和感が無く美味しい。やりますなぁ。さすがです。

 

牛ロース

生の状態の肉を見ましたが、結構高そうな霜降り和牛です。
炭火で焼くのはステーキよりも贅沢！

 

最後に、激旨だったハツをアンコールして終了です。
会計は２人で9000円でした（酒２杯、ソフトドリンク２杯）。
焼鳥屋というより、肉全般の扱い方をよく知っている店なのだと思います。
塩はＪＴ、コショウは普通のＳＢとこだわりがないのですが、
逆に塩コショウが主張せず肉の味が引き立っている気さえします。

食べログの神奈川県・焼鳥ランキングの上位店では他に
反町の纜（ともづな）、上大岡の鳥佳、野毛の末広も当ブログ掲載済みですが、
「だるま」はそれらとは一線を画す、ずば抜けた名店でした！

だるま 
横浜市中区日ノ出町1-1　（店の位置は正確に合わせてあります）
周辺食べ歩きＭＡＰ
045-231-2917
17:00～23:00
定休日 日曜・祝日
京急日ノ出町駅より徒歩１分
ＪＲ桜木町駅より10分

 

【店情報をケータイで見る】（食べログ）