空腹時に見てはいけないブログ

【2019年6月引っ越し】Yahooブログで累計1700万人が訪問!

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)@神田鍛冶町

2009年9月、麺屋武蔵二天の元店長が独立開業。
「辛い」と「痺れる」を合わせた「カラシビ味噌らー麺」がウリの店。
2010年3月2日放送のテレビ東京「最強ラーメン伝説」では
板橋区の「元(はじめ)」に次ぎ、ラーメン部門2位にノミネート。
周辺食べ歩きMAP



YouTube公式動画

後半には動画による神田駅からの道順説明もあります。

痺れる辛さは花椒(ホワジャオ)のせいです。
本格的な四川料理店で使われる中国の山椒のことで、
当ブログでも花椒を使った激辛痺れ料理レシピを多数アップしています。

注文するときに「辛さ」と「しびれ」の度合いを訊かれるので、
それぞれ選びます。組み合わせ25通り。
【辛さ】 抜き→少なめ→普通→増し→鬼増し
【しびれ】抜き→少なめ→普通→増し→鬼増し
※鬼増しはそれぞれ100円アップ

カラシビ味噌らー麺780円(増し増し)+味玉100円

辛さ「増し」、痺れ「増し」、つまり「増し増し」で注文!
白濁豚骨スープに背脂や魚介出汁の混ざった白味噌ベースの元スープに、
唐辛子ペーストと挽いた花椒と油で風味付けしてあります。
増し増しでもどうってことがないかと思いきや、結構本格的に辛くて痺れる!


ただ、四川省の料理と違って豆鼓・醤系・香草などの香りが不足しているため、
スープに対して花椒の痺れ感がどうしても浮いてしまう嫌いがあり、
痺れ増しはこのスープとはバランスが釣り合いません。
辛さもマイ許容範囲ですが、香り要素が弱いため味噌スープに浮きがちであり、
結局、「増し増し」だとかなりバランスが悪い。
「普通・普通」もしくは「普通・少なめ」あたりがちょうど良さそうです。
増し増しで注文した自分が悪いとはいえ、1段階のカスタマイズでバランスが崩れる
わけですから、もう少し香りのバランスを研究すべきだと思います。
色々言いましたが、辛さとしびれのバランスさえ整っていれば
かなり美味しいラーメンになるはずで、ぜひ再訪したいと思っています。

カラシビ味噌らー麺780円(増し増し)+炒めもやし100円

こちらは味玉なし、炒めもやしトッピングバージョン。
麺とスープと基本トッピングについては全く同様です。


具について。
やわらかく、甘く煮込まれた豚バラ肉は美味しい。スープとのバランスもいい。
次回はぜひ肉増しで!と言いたくなるほどのデキ。
炒めもやしも美味しい。二郎系の湯がきもやしとの差を見せつけます。



味玉はこれ! 絶賛とまでは行かないにしても満足なデキ。
特に、ゼリー状の黄身が好きな人はツボにハマるでしょう。



麺はカネジン食品の太麺
元の色は白に近い平打ち太麺で、鹹水っぽさはあまり感じません。
噛み応えが強いというほどではないですが、決して弱さは感じさせない麺。
スープをよく拾うので合っていると思います。

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)
東京都千代田区鍛冶町2-10-10
03-3256-2960
月~金 11:00~15:00 18:00~21:00
土・祝 11:00~16:00
(材料がなくなり次第終了)
定休日:日曜
JR神田駅北口より徒歩2分。

【ケータイで食べログ情報を見る】