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蕎楽亭(きょうらくてい)@神楽坂(十割&二八蕎麦)

神楽坂一の評判蕎麦屋毘沙門天から少し奥に入った路地の一角にあります。
石臼挽き、手打ち蕎麦を看板に掲げており、昼はランチ営業、
夜は酒類と酒肴の後に蕎麦で締める、蕎麦居酒屋の営業形態になっているようです。

店主の長谷川健二さんは、蕎麦の産地でもある福島・会津の出身で、農業を営む父親が自分で栽培した蕎麦を自宅で打つこともあり、蕎麦には親しんで育ったそう。高校卒業後、8年間サラリーマン生活を経験した後、神保町の繁盛店「松翁」で3年間修業。1998年に東京・市ヶ谷で独立開業を果たした。
2005年5月9日より、通り側に石臼を備え手打ち場を設けた20坪30席の現店舗に移転。蕎麦は、長谷川さんの実家や近所の農家から丸ヌキで仕入れ、店内の石臼で挽いており、二八蕎麦、十割蕎麦、うどん、ひやむぎの麺、合計約100人前を毎日1人で打っているとのこと。


そば:福島県会津柳津町産の玄そばをメインで使用。玄そば及び丸ぬきのそばの実を店内の石臼で製粉
うどん、ひやむぎ:茨城県、埼玉県、群馬県産の小麦を店内の小麦専用石臼で自家製粉。
だし:尾札部産の真昆布に枕崎産の本節、そしてイリコと乾椎茸を使用
醤油:小豆島産の三年熟成醤油。愛知産の白醤油。
わさび:伊豆湯ヶ島
ねぎ:千住ねぎ
辛味大根: 福島県会津
塩:神楽坂の塩(自家製の昆布塩)
たまご:相模原の「井上養鶏場」が造る究極の卵「さがみっこ」

訪問時は満席で待っている人が2人ほどおり、約30分待って着席。
メニューはこんな感じ。


今回は、まず蕎麦を食べてみることに。

二色そば1050円

二八蕎麦と十割蕎麦が盛られている。


色が濃いめの方が十割、薄めの方が二八蕎麦です。
十割は麺は細め。少しボソボソした食感なので喉越しよりも蕎麦の香りと味を楽しむべきでしょう。
二八も細めの麺で十割よりは喉越しが良く、バランスが取れていると思います。
薬味には白ネギ、本山葵、辛味大根が添えられています。つゆは丸みがあり優しい味わいで風味が良くバランスの良いつゆで、蕎麦の味や香りを楽しむにはちょうどいい感じでした。山葵も香り良く、ほのかに甘い。最初は山葵のみで楽しみ、後から辛味大根で食べてみましたが、サッパリと頂けて美味しかった。




蕎麦湯は他ではあまり見る事のない、とろみが強く味の濃いタイプで、残った蕎麦つゆに割って飲んでも良いけど、蕎麦の甘味と香りを感じる事が出来るので、そのままで飲んだ方が美味しいと思いました。


う~ん満足! ただ、量が少ない。まあ連食予定だからいいんだけど(笑)。
店頭には大きな石臼が見えます。




蕎楽亭(きょうらくてい)
東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F 
03-3269-3233
11:30~15:00  17:00~21:00 
定休:日曜、祝日休み(月曜は夜のみ)
JR飯田橋駅(西口)より徒歩5分
都営大江戸線牛込神楽坂駅より徒歩6分

2009年9月、再訪

めおともり1000円
二八蕎麦とうどんの盛り合わせ。
うどんは良い粉を使っているのは分かるのですが、完成度はもう一歩か。


むぎめおと1000円
二八蕎麦とひやむぎの盛り合わせ。
生麺の冷や麦は初めての体験ですが、乾麺とは別の食べ物。コシがあり
ツルッとした喉越しが良い。うどんと同じ生地を使っている模様で、
この生地には細い麺の方が合っていて、うどんよりも完成度が高い。