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太陽のトマト麺(十日市場店)

トマトラーメンと言えば大阪「信濃路」が有名ですが、
関東でもトマトラーメンが流行り出した様子。その筆頭格がこの店です。
チェーン店だけど一度ぐらいは食べておきたい。


■「太陽のトマト麺」とは?
錦糸町にて大阪王将系列の「よりみち屋」というラーメン店の店長を務めていた幸二郎さんは新メニュー「太陽のトマト麺」を完成させた。その顛末はYahooブログにて逐一報告され、ラーメンブロガーらとも積極的に交流。当ブログにもたびたびコメントをいただいたという経緯がある。新感覚のトマトラーメンは大好評を博したため、よりみち屋のいちメニューを脱皮して店名自体を「太陽のトマト麺」と改称。いまや12店舗を抱える人気店に成長している。

太陽のチーズラーメン830円

鶏白湯スープにトマトソースを加え、粉チーズをたっぷりふりかけてある。
チェーン店らしい膨らみのない旨味がやや気になるものの
細部のバランスまで良く考えられており、完成度はなかなかのモノ。
まあトマト味のスープスパゲティ的な印象はぬぐえませんが(^_^;


卵白と豆乳が入っているという極細麺。
細いのにツルリとした啜り心地とプリッとした歯応えを兼ね備え、
スープとの相性がよく計算されている印象。
溶けた粉チーズが絡んでネットリとした食感になるのも面白い。


残ったスープにご飯を投入する「らぁリゾ」も試してみたかった!

太陽のボンゴレ麺880円

アサリは冷凍か真空パックみたいな物を使っている様子ですが
ラーメンの具としてはさほど大きな問題にはなりません。
食べ始めはコクが不足しているように感じますが、食べ進むうちに
アサリの旨味が変質してきます。出来上がりから5~7分程度たち、
少しエグ味がでかけた時が旨味最高潮で一番美味しいと私は思います。


麺は上記と同じで、豆乳と卵白入りの極細麺。
チーズのトロミがないぶんツルプリっとした食感をより楽しめる。


客観的に見てほとんど短所はありませんが、
食材の愉悦が伝わって来ないのがチェーン店らしい短所。
全体的なバランスは秀逸と思います。


太陽のトマト麺
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東京23区内に8店舗、神奈川県内に3店舗、大阪市に1店舗。
★★☆☆☆