【陳建一】赤坂四川飯店＠永田町

16店舗をかかえる陳建一氏の本拠がこの店。
日本における四川料理店の総本山と言うべき店です。
この店が入居する「全国旅館会館ビル」はごく普通のオフィスビルで、
周囲には行政関連施設ばかりで、他に飲食店もネオンもありません。
夜７時には暗く静まりかえってしまう場所にこんな有名店があるのです。

10500円コース

２年半前にランチタイムに行った時は担担麺と麻婆豆腐だけ食べましたが、今回はコース料理！
料理は原則として大皿で、給仕さんが取り分けてくれる方式になっています。
まずは15年物の紹興酒（飲み物は別料金）。これなかなかうま～い!!

前菜盛り合わせ六品

アンキモの辣ソースがけ、四川風棒々鶏、クラゲの酢和え、麻辣茄子、
ツブ貝の和え物、牛肉の佃煮

汽鍋スープ

汽鍋（チーコー）という鍋で作られるスープ。
鶏と豚出汁のスープに、軽い食感のすいとんのようなものが浮いています。
これは小麦粉とラードを練ったものかな？

ホタテ貝柱のパームオイル炒め

ホタテとアスパラとギンナンをクリーム炒めにしたもの。
周囲の緑の壁のようなものはメロンです。

牛ヒレ肉の辛子炒め巣篭もり風

大根細工の鶏がすごい！　鶏の巣は麺を揚げたもの。
その中に料理が入っています(^｡^)。

フカヒレの姿煮込み

１万円コースだから仕方ないけど、フカヒレの質はイマイチだなぁ。
崩れていても良いので、もう少し良質なフカヒレを食べたいよ！

スモークダック

北京ダックならぬ四川ダック。皮だけでなく肉も食べます。
饅頭の皮のようなものが添えられているので、それにはさんで食べます。

海老のチリソース

本場四川とは違う「日本式エビチリ」を考案したのがこの店（陳建民氏）。
卵白が意外と粗い食感。もっときめ細かくした方がよいのでは？

麻婆豆腐

絹ごし豆腐の滑らかな食感。他の具等も口の中でゴロゴロしないところがいい。
しかし花椒や葉ニンニクの香りが弱くて物足りない！

土鍋担担麺

コース以外で追加注文したもの。
フルサイズは美味しかったのに、取り分けちゃうとイマイチだなぁ…。

デザート

デザートはもう一品、16分の１カットのケーキがついていました。

赤坂四川飯店
東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館５Ｆ・６Ｆ
03-3263-9371
ランチ　11:30～15:00(L.O.14:00)　
ディナー　17:00～22:00(L.O.21:00)
総席数300。貸し切り室あり。宴会100名まで可。
地下鉄永田町駅（５出口or９B出口）徒歩2分
地下鉄赤坂見附駅（７出口or９B出口）徒歩5分