季織亭＠経堂

ドラ、テンチョ、よはん、アラプロ＆パパの５人での連食修行。
大倉山でカレーを食べた後は、たまプラーザで軽くカフェ＆パン（記事省略）。
そのコーヒーが××かったためドラーバックスでお口直しした後、
向かったのは世田谷・経堂にある季織亭。
無化調・厳選素材を貫く店で、値段は高いけど絶対確実に旨い！
またしても前回行った時と味が変わっていますが、迷走感はなく日々進歩している印象。

九条ネギ拉麺900円＋ＥＭ味玉（ハーフ）80円

スープはどの素材も突出せず、使用材料をすべて言い当てることは困難。
おそらく鶏ガラベースで豚骨も多少入り、数種類の魚介も入っており、
ものすごく上品な蕎麦つゆに鶏ガラ豚骨スープを合わせたイメージです。
上品・アッサリ・油少なめなのに決して薄ボケていないところがすごい。
九条ネギは大きめに切ってありますが、そのまま食べても筋っぽさは感ぜず
シャリッと歯切れよく香りも高く、とても上質なものでした。

麺は一見蕎麦のようですが、これは国産の全粒粉の小麦粉を使っているため。
コシも歯応えもそう強くないし、あまりラーメンらしくない麺。
しかしそういう世俗的な次元とはかけ離れた、ものすごく上質な麺です。
たとえ柔らかく茹ですぎたとしてもメチャ美味しいのでは…！

味玉はＥＭ農法卵という特別な玉子で、１個150円、ハーフ80円と高いのですが
素材の良さも味の染み具合も完璧と言っていい代物。これはただ事じゃありません！

イベリコタンメン1200円＋味玉ハーフ80円

イベリコ豚の中でもっともランクの高い「ベジョータ」を使用。
細切りのイベリコ豚が野菜とともに炒められて入っていますが、
残念ながら具としては特に美味しいというわけではありません。
しかしながら豚肉からスープに旨味がよくよく移っており、
ただでさえ美味しい元スープに膨らみを加える形になっています。
ちなみに元スープは普通の拉麺と同じですが、
野菜や肉を炒めた鍋に直接スープを投入するのでやや白濁しています。

麺は普通の拉麺と同じもの。タンメン用の平打ち麺ではありませんが、
スープと充分よく合っていました。
半信半疑で注文したメニューですが、思ったよりずっと美味しくて大満足！

ミニ牛すじ丼300円

牛すじは野菜などを煮込んだモノを細かく刻んでトロミをつけた感じ。
牛すじには八角など香辛料を使っているのかな？
これはかなり旨いです。ラーメン屋のレベルじゃありません！
龍の髭のジャンロウ丼よりも旨い！　と、よはんさんも感激した模様！

５人全員がスープ全飲み！　誰もが唸る絶品ラーメンでした！
急きょ彼女から呼び出されて(?)不参加となった某Ｂ長にも超オススメです。
ただ、レベルは激しく高いものの、ガッツリ感がないのでまだお腹は余裕。
さて、この次は横浜の中山に移動し、インドカレーを食べに行きます。

季織亭（きおりてい）
東京都世田谷区経堂2-5-14
12:00～15:00　17:30～23:00
定休日：火
小田急線・経堂駅（北口）徒歩５分。すずらん通り商店街。
※昼は弁当屋だったのですが、ラーメン専門店になりました。
　２Ｆは居酒屋スタイルになっていますが素材のこだわりは同様。

満足度：★★★★★　めっちゃ美味しいけど依存性はない