空腹時に見てはいけないブログ

【2019年6月引っ越し】Yahooブログで累計1700万人が訪問!

自家調合スパイスのインドカレーと自家製ナン(スパイス解説画像つき)

スパイスは自家調合!
ごはんはタイ米
ナンは自家製!

with タイ米

北インド風のチキンカレー。多量のタマネギと、鶏肉、ココナッツミルク、
自家製カスピ海ヨーグルトなどを使用しています。
タイの香り米(ジャスミンライス)を使用。
ターメリックで着色し、ローレルとカルダモンで香りを付けてあります。
左の赤いカレーが激辛、黄色っぽいのは中辛です。



with 自家製ナン

ナンの材料は…強力粉、薄力粉、重曹、ベーキングパウダー、自家製カスピ海ヨーグルト
バター(本来はギー)、塩、砂糖、水
オーブンで3分焼きました。同じ生地でも伸ばし方によって味が全然違う!



タピオカココナッツ

乾燥品のタピオカを1時間煮込んで戻し、ココナッツミルクに入れたデザート。



スパイス解説

使用スパイスは写真の14種類+カイエンペッパー(唐辛子粉)。
写真の縮尺はどれも大体同じぐらいになっています。
辛いスパイスはカイエンペッパーと胡椒系のみで、他は辛くありません。

ターメリック、クミン、コリアンダー、シナモン、ローリエの5種類と
唐辛子(カイエンペッパー)があれば基本のインドカレーは作れます。
他のスパイスはあくまでもバリエーションの一環と考えてください。
ブレンド比率の目安を★印の数で表しています。



ターメリック(ウコン)

カレーの黄色い色を出すのがこれ。
香りはあまりないが、地味ながらカレーの味のベースを作り出す。
防腐、消炎、浄血作用などのほか止血や二日酔いに良いとされる生薬。
写真は、高価で薬効が最も高いとされる沖縄の秋うこん。
使用量:★★★★★ ★★★★★

クミン

インド料理には欠かせないスパイスで、トルコやスペインなどでもよく使われる。
いかにもカレーらしい芳香はクミンの影響がもっとも大きい。
健胃効果のある漢方薬でもある。
使用量:★★★★★ ★★

コリアンダー(香菜)

日本においては生の葉はパクチーまたは香菜と呼ばれ、
種子を乾燥させたものがコリアンダーと呼ばれる。
使用量:★★★★★ ★

カルダモン

華やかな香りを放ち、スパイスの女王とも呼ばれ値段も高価。
健胃・体力増強作用のある漢方薬でもある。
使用量:★★★★★

フェネグリーク

カラメルのような甘い香りがが特徴だが苦みもあり、カレーらしい風味が出る。
滋養、健胃、駆風、腎臓虚冷などの漢方薬効あり。
使用量:★★★★★

シナモン(桂皮)

文字通り樹木の皮。日本ではニッキと呼ばれる。発汗・発散・健胃作用のある漢方薬
カプチーノ、アップルパイ、京都の八つ橋など、甘いものにもよく用いられる。
使用量:★★★

ブラックペッパー

胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたもので、特に牛肉との相性がよい。
写真はインド産で、日本によく流通しているマレーシア産よりも香りがよい。
使用量:★★★

オールスパイス

シナモン・クローブナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから
この名が付いた。ピクルスやソーセージなどにも用いられる。
使用量:★★

カー(ガランガー)

東南アジアのショウガ。日本のショウガよりも香りは強い。
カーはタイの呼び名。インドネシアではガランガー、ガランガルと呼ばれる。
使用量:★★

ホワイトペッパー

胡椒の実が完熟してから収穫し、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたもの。
黒胡椒よりもマイルドで魚料理等と相性が良い。
使用量:★★

クローブ(丁字)

かなりクセのある漢方っぽいテーストだが、少量入れるとメリハリのある味になる。
薬効が高く、市販の胃腸薬などにも使われている。
使用量:★

フェンネル(小茴香

甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭・肥満防止に効果がある。
西洋では魚料理やピクルスの風味付けに用いられ、
インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料として用いられる。
使用量:★

ローリエ(ローレル・月桂樹)

英語名ではベイリーフ。ヨーロッパの料理によく使われ、インド料理でも使う。
血管拡張作用があり、血行促進・血圧降下に効くという研究結果もある。
使用量:★★

キャラウェイ

パン、ケーキ、ビスケット、焼きりんご、卵料理、チーズ、キャベツ料理など
に用いられるが、カレーにも時折使われる。
また、ドイツではリキュールの材料として用いられ媚薬効果もあるとか。
使用量:★