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気仙沼かもめ食堂@新横浜ラーメン博物館

新横浜ラーメン博物館


先日アップした龍上海との連食です
(実は先に食べたのはかもめ食堂の方ですが)。
この時は紙芝居の上演中でした。

かもめ食堂


宮城県気仙沼市の漁港にあった「かもめ食堂」は昭和17年(1942)創業。地元の漁業関係者に愛された店で、昭和30年頃からラーメンの提供をはじめました。後継者不在により残念ながら2006年4月に閉店。残った建物は東日本大震災による大津波で全壊してしまいました。

東京・葛西に本店を構える「ちばき屋」の店主で日本ラーメン協会理事長でもある千葉憲二氏は気仙沼出身で、4歳の頃に生まれて初めて食べたラーメン店が「かもめ食堂」だったそう。

千葉氏は震災後に開催された「東京ラーメンショー」において、復興のシンボルにしたいと「新かもめ食堂を復活出店。味は現代風に進化させたものの、気仙沼らしさを打ち出した味には大反響。
そして2012年2月、新横浜ラーメン博物館内に「かもめ食堂」が再復活!
3年後をメドにラー博を卒業し、気仙沼でその味を受け継ぐ計画になっています。

【マメ知識】
今では当たり前の「半熟味玉」(半熟煮玉子)を初めて提供したのが
葛西に本店を構える千葉氏の「ちばき屋」だと言われています。

ミニラーメン(醤油味)550円
見た目はノスタルジックでも味は現代風です。


鶏ガラベースに鯛干しや昆布を加えたスープ。
タレには塩漬けした魚介類に酒、昆布を合わせてあり、
気仙沼が水揚高日本一を誇るサンマの香味油が味を引き締めています。
味の組み立ては好みのタイプなのですが、妙に化調感が気になる…。
もっと化調を減らして魚介出汁を強くしてほしい。

麺リフト(醤油味)


麺は細縮れで加水が高めで透明感のあるもの。
平凡といえば平凡ですが、東北のラーメンではよくあるタイプでしょう。
やわらかすぎて困るほどでもなく、このスープにはよく合っています。

ミニラーメン(潮味)550円


スープベースは醤油味と同じだと思われます。
こちらの方が潮の香りをイメージさせて漁港らしい感じがしますが、
ラーメンとしてのバランスは醤油の方が好みかな~。
化調感については醤油味と同じ感想。

麺リフト(潮味)


麺は醤油味と同じ物。

トッピングのワンタンが好評とのことで改めて食べてみたい。
また、サイドメニューの肉汁たっぷりメンチカツも気になります。

新横浜ラーメン博物館 (ラー博HP)
横浜市港北区新横浜2-14-21
045-471-0503(代表)
11:00~23:00(入場は22:00まで)※ 土・日・祝は10:30開館
原則無休(年末年始は数日休業。他、メンテナンス・展示替え等で臨休あり)
入場料300円(大人)※団体割引や定期券あり
JR新横浜駅より徒歩5分。
地下鉄新横浜駅(8番出口)より徒歩1分
専用駐車場183台あり
(ラー博利用車は30分無料。以後30分毎250円。91分以上の利用で入場券サービスあり)

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