細木和子流+ααの「野菜カレー」
TVでやっていた「細木数子流カレー」http://kodawaricurry.com/kare-/hosogi.htm
を基本にしつつ、さらに発展させました。
市販ルーを使用した簡易カレーなので、料理中級者以上ならできるはずです。
一般的な市販ルーの家庭カレーと比較して、以下のような3つの違いがあります。
1)二段仕込み
野菜はご覧のように大きく切って、ゴロゴロ入る感じにします。
塩コショウで下味をしっかり付けて野菜を炒めてから
肉とともに、デミグラス缶とホールトマト缶と赤ワインを入れた汁で1時間以上で煮込み、
火を止めて8時間以上寝かせ、温め直してからカレールーを投入します。
こうすると、大きなジャガイモもニンジンもルーと一体化した味になります。
さらに5時間以上寝かせてから食べるのがオススメです。
自家製ガラムマサラ(後述)は、食べる直前に鍋に投入します。
インドカレーはスパイス料理ですが、欧風カレーは本質的に「煮込み料理」なので
野菜の仕上がりが命。作るのに一昼夜はかかるので、当日には食べられません。
なお、複数種の市販ルー使うとか、コーヒーや味噌など小手先の隠し味は
所詮気休めに過ぎません。
2)自家製ガラムマサラを使用
20種類のスパイスとハーブを自家でブレンドした
欧風カレー専用のガラムマサラを使用。ガラムマサラの材料は下記参照。
3)素揚げ野菜のトッピング
野菜がごちゃごちゃ入っているように見えますが、
レンコンとインゲンとカボチャは素揚げしてトッピングしただけです。
◆材料(カレー本体)
市販カレールー、デミグラス缶、ホールトマト缶、チャツネ、赤ワイン、
豚肩ロース肉(角切り)、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ニンニク、ショウガ(少量)、
ローレル、プレーンヨーグルト、塩、ブラックペパー
◆材料(欧風カレー専用・自家製ガラムマサラ)
クミン、コリアンダー、ターメリック、シナモン、カイエンペッパー、八角、フェンネル、
フェネグリーク、ローレル、ローズマリー、セージ、タイム、ナツメグ、オレガノ、
陳皮、ブラックペッパー、マスタード、カルダモン、クローブ、ジンジャー
◆材料(トッピング)
インゲン、レンコン、カボチャ
大きく切ったジャガイモやニンジンが好きじゃないという人も、
この作り方なら印象がガラリと変わるかも知れません。