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ウミガメ食堂@センター南 ~奇珍樓三代目の味~

2011年12月20日開業。
1918年創業の老舗「奇珍樓」の三代目・黄國明さんが昨年、突然の引退宣言。その息子である黄正剛さんが開業させたのがこのウミガメ食堂です。なお、奇珍樓は別の方が引き継いで営業を継続しています。


区役所通りの路面が微妙な坂道になっている関係上、
1Fにもかかわらず半地下のようになっています。
写真左端の階段を奥に下っていき、突き当たりを右方向へ。
店舗は写真右側の赤ラインの下側になります。
 
【参考】
奇珍樓@山手or石川町(2007年5月の記事)
奇珍樓は麺の作り手が辞めてしまったため自家製麺を継続できなくなり、潘製麺所の麺を使用しているという情報を私は昨年春ごろ聞いたことがあります。一体何があったのかと思っていましたが、この店開業の準備はその頃から進んでいたのかもしれません。
 
店外掲示


店の外周に色々掲示物があったので撮っておきました。
 
店内


店内はカフェのような造りになっていて広くてオシャレ。
店外のオープンスペースで食事をすることも可能。
ちなみに、この写真は食べ終わった後14時頃に撮影したもので、入店時は盛況でした。
形の上では息子さんが店主という事になるようですが
三代目もお店に出てバリバリ働いています。
 
製麺


店内奥には広くて立派な製麺室が!
広さでいえば三畳間ぐらいあるでしょうか。
三代目は使い慣れた製麺機を奇珍に置いてきてしまったため、新品を購入したとのこと。
 
麺類メニュー


奇珍楼で名物の「タケノコソバ」はメニューにあるものの、
この店では特別扱いにはなっていません。
なお、ランチタイムはプラス150円でシューマイ3個+小ライスをつけられます。
さらに、プラス100円で小ライスをチャーシュー丼にアップグレード可!
 
一品料理メニュー


麺類が中心の店ですが、一品物も人気どころは押さえてあります。
 
 
チャーシューワンタンメン1100円
メニュー表で1100円という価格を見るとビビりますが、現物を見れば納得の存在感!


スープは典型的な中華料理の清湯。しかしそこらの中華料理店とはレベルが違う。
ガラや野菜のコクが豊かで化調感もあまりありません。
「中華料理のスープって本当はこんなに美味しいんだ!」と実感させてくれます。
さすがです。奇珍樓よりも美味しく感じます。
三代目いわく「あっちより材料費かかってますよ!」
 
焼豚アップ!


チャーシューは正統な焼豚。香ばしい香りが最高。
パサパサにならず、肉の弾力とジューシーさが生きています。
やや厚めにカットしてあるので噛み応えがたまらない。
 
麺リフト!


麺は自家製の極細ストレート。
博多ラーメンなみの細さですが食感はまったく異なります。
噛んだ時にプチッと切れて、角がしっかり立ているような食感で、
食べ進んでもヤワヤワにはならず一定以上の食感を維持します。
これも奇珍樓より美味しく感じます。
 
ワンタンリフト


ワンタンもまた隙のないデキ。
餡は肉感が強くてザックリとした食感で、
皮はツルッとして吸い込む時に口の中で踊ります。
 
★★★★☆+
中華料理店の麺類でこんなにレベルの高いものはたぐい稀では。
タイプは違えど、近くの白河中華そば にも決して劣らない完成度。
 
 
チャーハン780円(スープ付き)


丼で提供されます。量は結構多い!
自慢の焼豚がたくさん入っていて、炒め具合もバッチリ。
味付けは最初ちょうど良いけど後半は濃く感じてきます。まあ薄いよりは良いでしょう。
さすが、基本メニューに抜かりがありません。
 
チャーハン&スープ&焼売


スープとザーサイはチャーハンに付いてくるもの。
ランチセット150円の焼売も写っています(小ライスは辞退しました)。
 
ランチセットのシューマイ


ランチ用に作った廉価版でしょうか。つなぎが多くてイマイチ。
ワンタンの餡は肉たっぷりだったことから想像するに、
正規メニューの焼売はきっと美味しいはず。

自家製中華そば ウミガメ食堂
横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-12 ライオンズプラザ1F
045-508-9204
11:30~22:00(L.O.)
水曜定休
地下鉄センター南駅より徒歩4分
区役所通り沿い。都筑区総合庁舎斜向かい。
周辺(裏手)にコインパーキングあり
 
2012~2013年末年始情報
12/30はスープ切れ次第閉店
12/31~1/4は休業
1/5の12:00より営業です!