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もりの中華そば@綱島【閉店】

2017年7月、店主体調不良により閉店しました。
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2011年11月11日オープンの新店。
荏原中延の多賀野出身ということでオープン当初から注目されています。


駅から徒歩9分と遠く、商業地や幹線道路からも外れた立地ですが、
午後2時近くでも客入り良好。近所の人と思われるおっちゃん、おばちゃんから
ラヲタっぽい人など幅広い客層で賑わっていました。
 
メニュー表


つけ麺も近日開始するそうですが、
中心メニューは断然「中華そば」でしょう。

中華そば650円+味玉100円
塩味のように淡い色のスープですが、しっかり醤油の味がします。


昔っぽいビジュアルとは裏腹に、洗練された現代風の淡麗ラーメンです。
スープは国産の豚骨鶏ガラブレンド。カツオ、煮干し、さば節、昆布などが
バランスよく入っており、師匠の多賀野同様、追いダシをしてあるとのこと。
確かに、鼻に抜けるような心地よい節系の風味が印象的でした。
多賀野の製法を踏襲しつつも、独自の味に仕上がった美味しいスープ。
なお、化学調味料は使用していないと思われます。 
 
麺リフト


大栄食品の中細麺。低加水でボソボソッとした噛み応え。
後半までこの食感が維持されるので、固麺派はきっと納得するでしょう。
ボソボソしてスープの馴染みが悪い気がしますが、
多くのラーメンフリークの好みに合わせて絡みよりも硬さを優先させたのでしょう。
麺や食堂ブラジルのように自家製麺にすればもっと美味しいのに…。
 
焼豚アップ


身の色合いや層状の脂身からすると、バラ肉を巻いたモノか?
メニューには「焼豚」と表記されていましたが、見た目は煮豚っぽい…。
でも食べてみるとちゃんと焼いた香りがするので、やっぱり焼豚のようです。
煮豚を提供時に軽く炙った稚拙なものとは全然違って美味しい!
 
メンマアップ


これと言った特徴はありませんが、具としてバランスが良い。
食感はやわらかめで、甘すぎず、筋もなく、適度にタケノコの薫りもします。
 
味玉アップ


味付けは甘さ主張のマッタリ系で、魚出汁はあまり感じません。
それなのになぜか妙に旨く感じます。
卵は横浜市都筑区の平本養鶏場のものだそうで、卵の良さゆえか?
 
★★★★☆
有名店出身の場合、師匠の味を習得しきれず勝手にアレンジするパターンも
よく見られますが、この店はそうではないと思います。
師匠の良さを活かしながら、ちゃんと独自性を出しています。
 
もりの中華そば
お店のブログ
横浜市港北区綱島西3-22-14
045-532-1202
11:30~14:30 18:00~21:30
(日祝は昼の部のみ営業)
定休:火曜・第2火曜の翌水曜日
東急東横線綱島駅より徒歩9分