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つし馬@浅草 ~青森煮干しラーメン~

2003年開業。
足立区の人気博多ラーメン店「田中商店」の田中氏がプロデュース。
当初は流行の魚介豚骨タイプでしたが、2006年より田中氏の出身地である
「青森煮干しラーメン」の店に衣替えしました。


東武浅草駅と仲見世通りの間のアーケード街にあります。
 
メニュー
店頭にある立て看板がコレ(写真右下をクリックすれば拡大)。


観光客の多い場所なので英語の解説も付いています。
 
中華そば(中)750円
本場青森では食べたことはありませんが、
確かに現地の有名店と似たビジュアルです。
チャーシュー5枚入り!


スープは醤油が立って魚出汁がしっかり効いており、動物系は控えめで透明感あり。
敢えて一言で表現するならば「蕎麦つゆ風」という事になります。
煮干しがドカンと効いたタイプではありませんが、
魚粉依存の店が多い中、この店はちゃんとした煮干し出汁の味を楽しめます。
チャーシューは美味しいけど脂が多いのが難。
メンマは非常に美味しい。
 
麺リフト~!


色白の太ストレート麺。無鹹水の自家製麺らしい。
ムニュッとしたやわらかめの茹で加減。
もう少し固茹での方が好みですが、硬めだとスープの乗りが悪くなるのかも…。
でも、しなやかで良質な麺だと思います。
 
中華そば ★★★★☆
 
バリ煮干しそば(中)750円
パンチ全開系。限定30食です。
「中華そば」と同じ価格ですがチャーシューは3枚に減っています。
青森の有名店でも、普通の煮干しそばの他に、
煮干しを特に強く効かせたバージョンが存在するようです。


和食のセオリーではエグ味が出るため絶対NGなのですが
煮干しを引きあげるべき時間を過ぎてもそのまま煮混み続けたような感じ。
ラーメンならば少々のエグ味も許容されるというわけです。
魚粉ではなく、煮込んだ煮干しが崩れて粉状になっています。
ただ、香味油には煮干し粉を混ぜてあるのか?
 
ベースには豚骨スープを使っているようです。
青魚のギラギラした粉もたくさん入ってます!


最初は表面のみ煮干しで濁っていて、下は透明感があったのですが、
食べているうちにだんだん全体的に濁ってきました。
 
スープ全飲み!


食べ終わってみると、以外に沈殿物はありません。
多量に沈殿した「めじろ@代々木」とは対照的な写真です。
やはり、魚粉を入れているのではなく、
丸ごとの煮干しを煮た時に出た粉なのだと思います。
煮干し好きの私としてはこの程度のエグ味ならば美味しく食べられました。
しかし後半少し飽きたし、食べた後に青魚特有の匂いが取れないので
お口直しする必要が…。
 
バリ煮干しそば ★★★☆☆+
 
私は普通の「中華そば」の方が完成度が高いと思いますが、
今まで食べた煮干しパンチ系のラーメンでは質が高くダントツ1位でした!
 
中華そば つし馬
東京都台東区浅草1-1-8
11:30~21:30
無休
東武伊勢崎線・浅草駅より徒歩2分
銀座線・浅草線・浅草駅(1出口or6出口)より徒歩1分
都営浅草線・浅草駅(A4出口)より徒歩3分