麺どころ魁（さきがけ）＠横浜和田町 つけ麺

横浜で一番旨いつけ麺屋…と私が思っている店。
ブログ掲載は３年ぶり。食べたのは１年10ヶ月ぶりです。

 

店主の畑政彦さんは元々中華料理のコックでしたが、
べんてんの麺に感銘を受けて、つけ麺の食べ歩きを始めたそう。
その後、青葉や斑鳩などの麺を製造している大成食品に入社。
同社で製麺技術を学び、国家資格である製麺技能士の免許を取得。
2006年11月、晴れて独立開業を果たしました。
大成食品が主宰する「鳥居式ラーメン塾」では講師を務めています。


駅からは近いのですが、商店街から外れていて人の流れが少なく
不利な立地にもかかわらず堅実な集客を誇っています。
店主は一見無愛想ですが、暇な時に話しかけると結構しゃべってくれます。
でも忙しい時は余裕がないため怖い顔になることも（本人談）。

 

■「麺どころ魁」過去掲載記事

2007年10月

2007年６月

メニュー（写真右下をクリックすると拡大）
基本メニューは つけ麺　と　らーめん　のみ。
餃子やチャーシュー丼等はありません（ライスはあり）。

 

この店の自慢はもちろん麺！
製麺技能士の資格を持つラーメン屋なんて全国でも数少ないのでは？


北海道産の強力粉と中力粉をブレンドしているようです。
二郎系で使用しているオーションの２～３倍のお値段だと思います。
小麦粉袋の後ろに青いカバーをかぶっているのが製麺機です。

つけ麺780円＋味玉100円
見た目は典型的な豚骨魚介系つけ麺。
今となっては物珍しさはありません。しかしレベルは高い！

 

スープ（つけ汁）
白濁濃厚な豚骨スープに魚介出汁や魚粉を合わせた、
近年のつけ麺としてはオーソドックスなタイプ。


魚粉は控えめで、化調もあまり（まったく？）使われておらず、
とかく無理矢理パンチを出そうとする昨今の風潮とは逆を行っています。
上品さがあるのに口当たりの弱さを感じさせない。

 

自慢の麺！
店主みずから毎朝打っています。麺の量は推定250ｇ（茹でる前の重さ）。


ガシッと固いタイプではなく、しなやかでモチモチした麺です。
しかし弱さやべたつき感は皆無で、噛むたびに小麦の香りが鼻を抜ける。
麺に関しては横浜一どころか全国屈指と言っても過言ではないでしょう。

 

具サルベージ
スープから具を引き揚げて麺の上に乗せたもの。


特筆するほどではありませんがチャーシューもメンマも抜かりないデキ。

 

味玉断面


味付け、味の染み具合、黄身の固まり具合もちょうど良い。
味玉は店により味に差がつきにくいものですが、
ここまで失点の少ない店はなかなかないモノです。

 

つけ麺の評価　★★★★☆+

 

らーめん730円

つけ麺が一番オススメですが、ラーメンも美味しいですよ！

つけ麺よりも一回り細い麺を使用しています。

★★★★☆

麺どころ 魁（さきがけ）
横浜市保土ヶ谷区星川3-7-27
045-331-0303
11:30～14:30　18:00～22:00
月曜定休（祝日の場合は翌日）
相鉄線和田町駅から、水道道を線路沿いに星川方向へ徒歩約３分。
【駐車場２台あり】
線路沿いに約90ｍ星川寄り。横浜新道ガードを過ぎてすぐ左。

 

食べ歩きＭＡＰ
（当ブログに掲載している飲食店のマップです）

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