台湾家庭料理　桃園（とうえん）＠生麦 - 空腹時に見てはいけないブログ

台湾出身で60歳代前半の小柄なママが大胆に鍋を振る隠れた名店です。
２年半前に初訪。今回で３回目の訪問となります。

初回はサンマーメンに魅せられ、２度目は水餃子と魯肉飯に感心し、

行くたびに新しい魅力を発見。さて今回はどうでしょうか!?

ピータン豆腐
台湾の松花皮蛋はクセが少なくて食べやすいんです！

半熟のようにトロッとした黄身と、透明感の強い白味が特徴。

高菜もメチャ美味しい！
台湾のドロッとした甘い醤油（金蘭醤油膏）も豆腐によく合っています。

自家製腸詰め900円
なんと自家製！　食べてみると、化調・添加物が一切なさそうな味。
一応、ママに訊いてみましたが、本場仕込みの伝統的な製法で、
昔からあった食材や調味料しか使用していないとのこと。

腸詰め単体で食べると甘味が強い粗挽きソーセージといった感じで、
ややバランスに欠けるのですが、付け合わせに出されたニンニクスライスやネギと一緒に台湾のドロッとした甘い醤油（金蘭醤油膏）をつけて食べると相性抜群！
生バジルを添えて食べるのも定番だそうで、試食したけど美味しかった！

甕出し紹興酒
腸詰めにはなんといってもコレが合う！

20リットルのカメで仕入れているそうで、
まろやかな甘味があるのに甘ったるさが気にならない紹興酒でした。

水餃子（６個350円）
６個と言いつつ８個あるような（笑）。
ママは客を喜ばせたいというサービス精神が強い人です（笑）。

皮も餡も自家製！

モチモチ感の少ない軽めの自家製皮と、固すぎない餡がよく合う！
ここの水餃子は本当にバランスが良く、いくらでも食べられます。

小龍包
ヒダがきれい。スープはプルンプルンに入っています。期待できる！

黒酢と細切り生姜のタレに浸けてパクッとな！

うん、スープも餡も化調なしで真面目に作ってあるので美味しい！
皮とスープは横浜中華街の優味彩よりもずっと上！
ただ、時間が経つと皮が下に敷いてある白菜にくっついて、
皮が破れてスープが流出してしまうのが欠点。
出てきてすぐに食べ始めても、３個目以降になると皮が破れやすくなります。

自家製・小肉まん

２口サイズ。この店のおすすめメニューです！

肉餡を湯葉で包んであります。

写真は持ち帰って家で食べたものです。すごく美味しい！

マコモタケ入り焼きビーフン
焼きビーフンは900円ですが、特別に、旬の中国食材・マコモタケを入れてくれました。

ビーフンは台湾・新竹産の、やや太めで良質なモノ。
ベトベトくっつく感じがせず、コシがあって美味しいビーフンです。
ママの出身地が新竹・桃園に近いらしい。
こんなに美味しいビーフンは初めて食べました（大マジメ！）
もちろんその他の具も、マコモタケのシャリッとした食感も気に入った！

１年半ぶりに行ったのに、またママとしこたま話し込んでしまいました（笑）。
非常に不利な立地にある店ですが、話し好きで人当たりの良いママなので
客が離れません。料理も研究熱心で新メニュー開発に余念がない！

台湾家庭料理　桃園（とうえん・タオユェン）
横浜市鶴見区東寺尾5-4-7
045-586-1500
11:30～14:00　17:00～24:00
原則無休
京急線・生麦駅より徒歩15分
横浜方面からだと、国道１号（第２京浜）岸谷交差点を左に入って約200ｍ先右側。

周辺食べ歩きＭＡＰ
（当ブログに掲載している飲食店のマップです）

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