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生粉打ち亭(きこうちてい)@牛込神楽坂 ~十割蕎麦~

アド街で見た「そばがきぜんざい」に惹かれて行ってきました!
東池袋江戸川橋を経て、2007年に現在の場所に移転開業。
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つなぎは一切使用せず、水とそば粉だけで店内で捏ね、延し、切り、
完全な手作業による手打ちの生粉打ち(10割)そばです。


福井・山形・茨城・栃木のその年の良い玄そばを仕入れ、高湿冷蔵庫で保管します。
この日は栃木県常陸秋蕎麦を使用。玄そばは良い状態で皮をむき、
石臼挽きして良い環境で味わえるようにしています。
この店は江戸そば、田舎そば、津軽そばの3種類があります。

3種盛りランチ1500円

平日限定ランチメニュー(1000円)では1種類の蕎麦しか付かないのですが
プラス500円で3種盛りに変更できるとのことで、迷わず注文!
天ぷら、豆腐、漬け物などが付いていて、レベルは決して低くない。
連食のためご飯は少なめにしてもらいました。



蕎麦3種類


◇江戸蕎麦
抜き実の挽きぐるみで、色と香りも良く、10割りとは思えないくらいしなやかな仕上がり。
神楽坂の蕎楽亭よりも蕎麦打ちの腕は上かもしれません。

◇田舎蕎麦
太打ちで黒みがかっており、食感も力強く、そばの香りもわかりやすい田舎蕎麦です。
思ったよりももっさり感がなくて食べやすい方ですが、
喉越しよりも良く噛んで蕎麦の味を楽しみます。

津軽蕎麦
津軽地方に伝わる蕎麦ですが、製法が複雑なため現在では消滅した幻の蕎麦です。
古来からの伝統的な製法によってよみがえらせたもので、独特の食感が好評。
津軽蕎麦はつなぎに呉汁(大豆の汁)を使ったそばがきを寝かしてから蕎麦に打つもので、香りは少し弱いものの、普通の蕎麦よりもツルツルした食感でした。

個人的には3種の蕎麦の中では、食感や色と香りが一番良かった江戸蕎麦が
美味しかった。
蕎麦つゆはカツオの香りの立った甘味控えめのサッパリしたもので、
蕎麦の風味がよく分かるように作られているようですが、
最後の方になると薄く感じるので、心持ち塩分が濃い方が良いかもしれません。

そばがきぜんざい800円

2010/2/13放映のアド街ック天国「牛込神楽坂」の回で
気になっていたメニューがこれ。というか、このために訪問しました。


そばがきはフンワリと軟らかく、麩まんじゅうの出来たてのような食感がいい。
汁粉自体は添加物感はなく自然な味でしたが、特筆感はなし。
蕎麦の香りは汁粉に負けていますが、そばがきの食感との相性は最高。
これ目当てに来た甲斐がありました!


生粉打ち亭(きこうちてい)  店のHP
東京都新宿区納戸町10-1-2
03-3235-7177
11:30~14:30 17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日 月曜日
地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅(A1出口)より徒歩4分。
JR市ヶ谷駅より徒歩8分。
駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)

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