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トマトとバジル/プッタネスカ/ナポリタン2種

トマトソース系のパスタ4種類を紹介します。
同じトマト系でも性格はかなり異なりますよ!

トマトとバジルのパスタ

トマトソースベースに、バジル、黒オリーブ、ベーコンを入れた
軽快かつ風味豊かなパスタです。麺は1.8mmのスパゲティ。


ニンニクをつぶしてからオリーブ油で焦がさないように弱火で香りを出し、
オリーブ油にニンニクの香りを移します。まさにイタリア式の作り方です。
食後にニンニク臭はほとんど残りません。



固形パルミジャーノをすりおろしてかけています。
風味は市販の粉チーズより10倍も上です。

プッタネスカ

こちらもイタリア式の作り方で、ニンニクの使い方は上記と同じです。
トマトソースベースに、アンチョビ、黒オリーブ、ケーパーが入ったパスタです。


ニンニクと唐辛子にケッパーの酸味が加わり、
そこにアンチョビのコクも加わりって刺激的な味になります。



麺は1.8mmのスパゲティ。ちなみにリングイネでもよく合います。
トマトはやや原形をとどめています。
チーズは固形パルミジャーノをすりおろしたもの。

横浜式ナポリタン

敗戦後、連合国軍に7年間接収されていた横浜のホテルニューグランドが、
接収解除後に残されていた進駐軍の兵糧を使って作ったのが始まりとされる。
当初は高級料理でしたが、トマトケチャップが安価に出回るようになると
一気に大衆洋食店に広まりました。
料理法は上記2種類とはまったく異なり、オリーブ油やニンニクを使わず、
また、トマト缶ではなくケチャップで味をつけます。


具にウインナー、タマネギ、ピーマンを入れています。
2.2mmの極太乾麺麺を使用。2.0mm以上でないと「らしさ」が出ません。
市販の粉チーズ(クラフト社)をたっぷりかけて食べます。

ジャポネ式ナポリタン

ここまでくるとパスタじゃなくて「スパ」と呼ぶべき(笑)。
ナポリタンが日本的に進化(?)した「炒めスパゲティ」で、
有楽町「ジャポネ」南林間「マルス」でおなじみの作り方。
これも2.2mmの極太パスタを使用。


普通のナポリタンはフライパンでトマトソースに絡める感じなのですが、
こちらは中華鍋でジャージャーと強火で炒めます。
麺や野菜に焦げ目が付いているのが特徴!