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肥後っ子 大石家@淵野辺【閉店】

■2014年3月17日をもって閉店しました。
お店は元常連客の方がビルごと買い取ってGW開けごろから引き継ぎ再開の予定だそうです。

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語りたいことが多すぎて、手短にまとめるのに苦労しました(笑)。
とにかく変わった店なので、変わった部分には★印をつけました。

1984年八王子で創業後、相模原の淵野辺に移転。
店主は熊本出身で、実家もラーメン屋とのこと。
★飲食物等の持ち込みは何でも自由!
★店構えはこんな感じ。ハッキリ言ってドン引きです(笑)。


★建物の屋上にも店主の似顔絵が貼ってあり、近くに架かる陸橋からよく見える。
★ビルの壁には大きく「The Raumen」の文字が。怪しい…。


実は店主の大石明治氏はこのビルのオーナーで、
★店主は以前、何億も稼ぐ売れっ子のカメラマンだったそう。
現在はラーメン屋だけでは喰っていけないので
ビルの家賃収入で細々と生き延びているという(すべて店主談)。
★オヤジは話し好きで、客と1時間以上話すことも珍しくない。

しかし、ただ怪しいだけの店ではありません。
全国に多くの弟子を抱える、ラーメン界の重鎮的存在なのです。
★ただし師匠の店はあまり繁盛していない(笑)。
メニューはラーメンとチャンポンのみで
大盛100円増し。追加トッピング等はなし。

ラーメン600円

チャーシュー3枚、チーズ、玉子、キクラゲ、ニンニクチップ、
コーン、海苔、万能ネギという豪華な具で600円。★
使っている食材も全体的にしっかりしており、
普通の店ならまず採算が合わない内容になっています。


チーズやコーンを取り除いてしまえばオーソドックスな熊本ラーメンと言えます。
豚の頭を煮込んで取った白濁豚骨スープに、マー油を垂らしてあります。
スープは、臭味は全く出ていないのに豚骨の良い香りがちゃんと出ているという
まさに豚骨スープのお手本といってもいい完璧なデキ。
この日はかなり良いデキで大満足!すごく美味しかった!!
しかし…★オヤジのヤル気がない時はデキがガタ落ちになる場合アリ。

この自家製麺は超美味しい! ★この時はつい5分前に作ったばかりの麺でした。
色白の低加水麺で、中心に若干芯が残る茹で具合はちょうどいい。
「麺は熟成させた方が美味しいというのはウソだね。作りたての方が美味しいに決まってるじゃん!」(店主談)



ちゃんぽん700円

なんでも22年ぶりに復活したメニューとのこと。
近日開店する町田某店で出す「ちゃんぽん」を大石氏がプロデュース
するにあたり、以前のメニューを復活させたものと見られます。
野菜がスープに浸からないように浅い皿に盛るのが長崎流です。
こちらも700円ではあり得ないぐらい豪華な具!


スープはもちろんラーメンと同じ物ですが、
マー油を使わず塩だけで味付けしたもの。メチャ旨いです!!
エビは良質でプリッとして美味しい! イカはゲソでない胴体部分を使用。
「アサリは臭くなるので入れない」(店主談)とのこと。

そして秀逸なのがこの麺。ラーメンより太い麺で、生地の配合も変えてある?
自家製麺の長崎ちゃんぽんは初めて食べたのですが、過去最高の旨さ。
来来来を超えるかも知れないレベルのちゃんぽんに初めて遭遇しました。


肥後っ子 大石家
神奈川県相模原市鹿沼台1-1-1
042-754-3990
12:00~15:00 18:00~22:00
定休日:火・水・木 ★ (夏期などに1ヶ月程度の休業あり)
駐車場:店舗横に1台分あり
JR横浜線淵野辺駅(南口)より徒歩5分
JR横浜線矢部駅(南口)より徒歩5分
矢淵陸橋下の線路沿い。