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王ろじ@新宿(カツカレー)

4人でカレー部

大正10(1921)年創業の老舗のとんかつ屋で、
「とんかつ」という言葉を生み出したのはこの店なのです!
路地裏の王者でありたいという願いから「王ろじ」という店名がつきました。


とんかつの聖地なのに、なぜかこの店の看板メニューはカツカレー
この店のカツカレーはとん丼と呼ばれ、見た目もちょっと変わっています。
客の大半がとん丼を注文している様子。
私達もとんかつ定食には目もくれず、4人ともとん丼を注文!

注文をすると、緑茶と漬け物が配られて、出来上がりを待ちます。
外食で飲む緑茶は大抵マズイけど、この店はマシな方。
漬け物は味噌とピーマンの入ったヘンな味(笑)。



とん丼950円

これが「とん丼」です。変わってるでしょう?
ロース肉を棒状に成型して揚げたとんかつを
斜めにカットしてカレーの上に飾りつけてあります。


中まで火を通すためにカリカリに揚げてありますが、
この固めの衣がカレーとすごくよく合うんです。
最初からソースがかかっているのはサスガという感じ。
もちろん私はソースをさらに追加しましたよ!


カレールーはハッキリ言って家庭のカレーと大差なく、
カレーだけ食べたら怒り出しそうな気さえしますが、
とんかつと合わさるとなぜか結構イケてしまう!


カツはさすがの美味しさ。でも量は少ないなぁ。

王ろじ風とん汁400円

まるで味噌汁を洋風にしたような味で、一般のとん汁とはかなり異なります。
まず出汁はコンソメスープの素のような洋だし系で、
豆腐は鍋の中で煮ず、注文が入ってから切って入れるだけ。
ベーコン、タマネギ、ニンジン、シイタケも入っています。
表面に浮いた白い粒は米麹です。
正直、美味しいとは言えませんが、西洋の食文化が庶民に広まりつつあった
大正時代を目の当たりにしたようで、とても面白い体験でした。


ちなみにこれが全メニュー


王ろじ(おうろじ)
東京都新宿区新宿3-17-21
03-3352-1037
11:00~15:00 16:30~20:30
定休:水(祝の場合翌休)
JR新宿駅(東口)より徒歩4分
地下鉄・新宿三丁目駅(B5出口)より徒歩1分
伊勢丹本館裏手。伊勢丹パーキング隣の路地裏。