【製麺実演】麺食堂Ｘ（エックス）＠京成立石【移転改称】

■2011年３月、北千住に移転して「こばやし」と店名改称。

2007年４月オープン。注文が入るとその場で麺を打ってくれる店。
麺を「切る」のではなく、手で伸ばして作る本格手打ちラーメンです。
店主は新橋の「餓王」（閉店）出身とのこと。
餓王も同様にその場で生地を手で延ばし製麺していた店なのですが、
麺は美味しかったものの、汁はただの化調中華スープという感じでイマイチでした。
しかしこの店はスープも具もちゃんとイマドキの洗練されたもので期待大！
イマドキ系ラーメン屋で本格手延べ麺を出す店はここだけなのでは？

【動画】麺打ちシーン

蕎麦屋のように、ショーケースの中で製麺実演をしています。
小麦粉のカタマリがみるみるうちに細く伸ばされ、
打ちあがった麺はすぐに長～いまま茹で鍋に投入されます。
茹であがると水で締め、１杯分の量を手でちぎって丼に盛っていました。

メニュー

看板メニューは塩つけ麺（800円）です。
今回は塩つけ麺＆醤油つけ麺（ともに800円）を注文。
ちなみに麺大盛りはプラス100円で200ｇ増し。

麺

美しい光沢で、見るからに美味しそうな麺です。
実際に食べてみると素晴らしく美味しい！
多加水でツルリとしているのに、噛み切るとブチッとした歯応え。
さすが手延べ麺は喉越しが違いますね～。

つけ汁（塩）

鶏ガラと豚骨が半々ほどの白濁スープに魚粉が少々という組み立て。
さほど濃厚というわけでもないけど、臭味のないきれいな出汁が出ています。
魚粉は３種類ほど入っていると思われますが、量が少ないので粉っぽくありません。
少々強めの甘味と、生ニンニクのような香りが特徴的。
つけ麺の汁としてはパンチの弱い部類ですが、
素晴らしい麺を楽しむにはこのくらいがよいかも。スープ割も旨い！