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【室蘭ラーメン】雷文@町田

超久々。約7年ぶりの訪問。
1990年創業。店主の宇都宮節子さんはラーメン界の名物女将で、
TVにもしばしば出演し、ラーメン屋の女性店主としては日本一有名。
5年ほど前から息子さんも店に出ています。彼と会話してみたところ、
ラーメンをとてもよく勉強していて女将さん以上に知識が豊富な様子。

醤油ラーメン(ふつう味)700円+味玉100円+椎茸100円



「あっさり」「ふつう」「こってり」が選べますが、「ふつう」をチョイス。
スープは鶏ガラベースで29種類の素材を使った複雑な味だが雑味はなし。
特定の素材を突出させずに丁寧に作られていることが手に取るようにわかる。
化調は少し入っていると思うけど、材料費削減のためというより、
ラーメンらしいB級感というかジャンク感を出す程度の役割。
麺は黄色みの強い細縮れで、スープとの相性はすこぶるよい。
食べ始めはベストの固さだと思うけど、後半はさすがにダレてくる。
チャーシューは肩ロースでやわらかく煮込んでおり味付けが濃いめ。
1~2枚食べるならこれでOKだけど、何枚も食べると飽きるかも。
味玉は、半熟加減はよいけど味付けは薄く奥行きもなく、ちょっと詰めが甘いかな。
トッピングの椎茸はスープで煮たもので、スープと調和して美味しいけど
味の染み方等にムラがあってややパサッとした部分があるのが惜しい。

塩ラーメン(あっさり)700円+味玉100円+椎茸100円



こちらは香味油少なめの「あっさり」で注文しました。
味付け以外は基本的に醤油ラーメンと同じです。
美味しいけど、イマドキの洗練された塩ラーメン専門店に比べれば
あか抜けないというかチープな印象は否定できず、
この店はやはり醤油の方が完成度が高いと思います。
塩味ならば無化調にしてもう少し魚風味を目立たせた方がよさそう。



「並んだ割に大したことがない」「どうしてこんな店が有名なの?」
というネガティブな評価も少なからず耳にしますが、
おそらく、その知名度の割にはラーメンに際だった特徴がないため、
期待して遠方から来た客は肩すかしを食らう格好なのだと思います。
駅から遠いため、実際には客の大半が地元の常連さん(店主談)。
女将さんののキャラがウリになっていることは事実ですが、
私はこういう実直タイプのラーメンはかなり好み。
でも大行列に並ぶ価値があるかと聞かれたら難しいかな(゚_゚;…。
平日でピーク時を外せばほとんど並ばないんですけどね。
あ、写真を撮り忘れたけど「手羽先煮(150円)」もオススメ!



室蘭ラーメン雷文(らいもん)
東京都町田市本町田973-16
042-722-5567
定休:月曜(祝日の場合は翌日)・第2火曜
11:00~15:30(スープ切れ終了)
JRor小田急町田駅徒歩20分。鶴川街道沿い。
店の斜向かいに駐車場あり。

満足度 ★★★★☆ 安易にインパクトに走らないところが好き
(塩は★★☆☆☆)