【自家製・無化調】サンマーメン(生碼麺)
サンマーメンの美味しい店はいくつかありますが、
ほとんどはアミノ酸系の調味料(化学調味料)が使われています。
中にはかなり多量に使われている店もあって、
喰いつきはよいのですが、食べているうちに嫌になってくることが多々あります。
そこで「無化調サンマーメン」を作りました!
スープがしっかりしていれば、無化調のほうが絶対に美味しいんです!
【写真1枚目】スープ仕込み
鶏ガラ、鶏皮(少し肉付き)、長ネギ(青い部分)、玉ねぎ、リンゴ、ショウガ
を煮立たせないように弱火で1時間半煮込みました。
濃口醤油と塩で味をつけます。
【写真2枚目】麺
永楽製麺(横浜市中区)の細縮れ麺。
中華街でも多く使用されている名門製麺所。
スープが添付されていますが、これはもちろん使用しません。
【写真3~4枚目】サンマーメン完成
丼に濃口醤油と塩を入れ、上記スープを注ぎ、茹で上がった麺を投入。
餡をかければ出来上がり!
◆あんかけ材料
モヤシ、豚小間切れ、白菜、ニラ、ニンジン、椎茸、
片栗粉、塩、白コショウ、砂糖、上記の鶏ガラスープ
サンマーメンは細麺で餡が乗っているので、食べているうちに麺がのびてしまうのが当然です。
つまり、のびてデロデロになっても美味しく食べられるバランスが大事なのです。
また、餡に塩分がついているので、スープの味付けは薄めにする必要があります。
このように、美味しいサンマーメンの条件を突き詰めると、
サンマーメンに特化した味付けや配合が必要となってきます。
市井の中華屋ではサンマーメンだけ作るわけには行かないので、
そこまでバランスに優れたものはなかなかできません。
だからこそ自分で作ってしまったわけです。
【写真5枚目】参考:横浜市神奈川区「南京亭」のサンマーメン(900円)
もっとも美味しいと言われている店の1つです。
この店は「具だくさんタイプ」に分類することができます。
具の種類も量も多く、餡の粘度が高く、甘く味付けされています。
ボリュームがあって餡がなかなか冷めないので、食べるのに時間が掛かります。
サンマーメンの基礎知識についてはこちらをご覧ください。
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【参考】鎌倉市材木座「薊」のサンマーメン
http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/24551186.html
こちらは比較的オーソドックスなタイプ。
バランスは良いのですが化調が強すぎるのが難点。