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【サンマーメン】薊@鎌倉材木座




サンマ・秋刀魚ではありません!
神奈川県内の中華屋には大抵「サンマーメン」(生碼麺)というメニューがあります。
東京南部や静岡県東部にも見られますが、
基本的に神奈川以外ではほとんど知られていません。
横浜ラーメンと言えば「家系」を連想する人が多いと思いますが、
サンマー麺はそれより遙かに伝統のある生粋横浜ラーメンなのです。

サンマーメンの特徴】
1)スープは醤油味で透明感のある鶏ガラ中華味。
2)麺は細麺あるいは太くないもの。
3)もやしを含む「あんかけ野菜」が乗る。
この3要件すべてを満たしていればサンマーメンと呼べます。
モヤシがないものや、あんかけでないものはサンマーメンとは呼びません。

【写真1枚目】
今回行ったのは鎌倉市材木座の「薊(あざみ)」。
1970年創業の地元で人気の中華屋。特にサンマーメンが人気メニュー。
さて、この店には「もやしそば」と「サンマーメン」の両方を置いています。
どう違うのか見ていただきましょう。

【写真2枚目】もやしそば550円
ラーメンに、炒めもやしが乗っているものです。
もやし以外の具は店によって異なりますが、「あんかけ」ではありません。
これは東京ほか他県の中華屋でもよく見られるメニューです。

【写真3枚目】サンマーメン600円
麺とスープは「もやしそば」と同じですが、
こちらは「あんかけ」になっています。
もやし以外の具は店によって異なり、
具だくさんの店から、もやしとニラだけのシンプルな店まであります。

中華 薊(あざみ)
神奈川県鎌倉市材木座6-1-30
0467-22-6716
11:00~15:00
金曜定休
店の前と向かいに駐車場あり(計5台)
JR鎌倉駅から直線距離で約1.5km。
【地図】http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E139.33.19.3N35.18.12.7&ZM=9&


◆その他、オススメのサンマーメン(すべて横浜市
玉泉亭本店(中区伊勢佐木町)地下鉄伊勢佐木長者町駅徒歩7分。横浜駅にも支店あり。
南京亭(神奈川区西神奈川)JR東神奈川駅徒歩4分。
八操園(保土ヶ谷区和田)相鉄和田町駅徒歩4分。
珍来(神奈川区鶴屋町横浜駅西口徒歩3分
八龍(神奈川区反町)東横線反町駅徒歩5分


サンマーメン(生碼麺、生馬麺)とは】 
ウィキペディアより転載

ラーメンの一種で神奈川県の地方料理。
細麺を使った、塩もしくは多くの場合醤油味のスープのラーメンの上に、歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシを片栗粉を溶いたあんで絡めて乗せた麺料理である。 モヤシ炒めの中にはキャベツやキクラゲ等の野菜や蒲鉾、豚肉の細切り等も入っていることもあり、皿うどんのあんかけによく似ている。 モヤシがメインのあんかけではあるが、いわゆる「もやしそば」ではない。
生碼は生きのよい具材(碼)の意味。「馬」は「碼」の当て字。三種類の具(モヤシ、豚肉、ターサイ)を使ったので三馬麺としたとの説もある。 戦前からあり、発祥は横浜中華街の聘珍楼とも、伊勢佐木町の玉泉亭ともいわれており、各店舗のメニューにもその旨が記載されている。戦後、中国からの復員兵が安くて栄養価の高いモヤシを中国から持ち帰り、ラーメンに使ったのが起源との説もある。
多摩川以南、大井川以東で特に沿岸地域で多く食べられている。また、神奈川以外の地域 (特に静岡県東部) でも数十年前から見受けられるようになった。神奈川県ではこのサンマーメンを県の郷土料理としてアピールしていく動きがある。
名前のひびきから「秋刀魚」が入っていると誤解する人もいるが、関係はない。