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柿・5品種食べ比べ



筆柿:甘味もコクも強く、ほのかな香りで実は柔らかい。昔懐かしい味。

富有柿:香りよく甘味は適度で、実は歯切れよくガリガリしない。

富士柿:みずみずしくフレッシュ感があり、実は柔らかく甘味も強い。

次郎柿:カリッとした歯触りで、香りがよく甘味も適度で柿らしい。

種なし柿:実は柔らかく、甘味も香りも適度だが、コクが弱い。

※家族内での評価は、二郎がダントツでした。


【柿の品種の由来】
なんかすごく面白かったので転載しておきます。
http://www.mint-j.com/fruit/01/k02.htm より。
これを読むと、柿が日本古来の果物だということがよく分かります。

●富有(ふゆう)
 富有の原産地は、現在の岐阜県本巣郡巣南町居倉といわれています。1857(安政4年)に小倉初衛さんが初めて栽培した柿がすばらしく、その土地名にちなんで居倉御所と呼ばれていましたが、同じ村落の福島才治さんが自家の柿に接ぎ木して見事な柿を実らせました。福島さんは当時、盛んに開かれていた品評会で、新品種として世に問うことを考え、「福寿」「富有」のいずれがいいか迷った末、古典『礼設』中にある「富有四海之内」の言葉を採用して「富有」と命名しました。名声があまねく天下に広がることを願ったものでしたが、見事出品した1898年(明治31年)の柿品評会では一等賞を受けました。それからの活躍は皆さん、ご存じの通りです。甘柿全体では11万686t生産されていますが、そのうち富有柿が60%を占め、南は九州から北は新潟県まで広い地域にわたって「甘柿の王様」に君臨しています。
 小倉家にあった原木は1929年夏に枯れ、ほぼ73年で大往生……。そこで1972年10月、本巣郡巣南町に「富有柿発祥の地の碑」が建てられました。
 完全甘柿で、出回りは11月が中心です。福岡県、岐阜県奈良県が生産量1万t以上で他を断然リードする御三家です。同じ富有柿といっても、概して福岡県産のは紅が濃くて腰高、岐阜県のはそれに比べると紅がやや薄くて腰が低いといった特徴があります。

●次郎
 1844年(弘化元年)、静岡県周智郡に住む松本次郎吉さんが太田川を流れている柿の幼木を拾って、植えたのが始まりと伝えられています。この原木は火事で焼けたものの、焼け株から新芽を育成させて、現在は町の文化財になっています。
 柿のファンは派閥がたくさんに分かれます。甘柿派、渋柿派、そして甘柿派の中でも富有派、次郎派が二大勢力です。
「上品な風味で、あのコリコリした味わいがなんともいえない」というのが次郎派の代表的な見解です。
 次郎は、富有、平核無につぐ栽培を誇り、愛知県と静岡県が東西横綱として生産量1万501tの80%を占めます。

●筆柿(ふでがき)
別名「珍宝柿」(ちんぽうがき)。愛知県幸田町周辺の特産で、原木は150~200年と推定され、幕末頃に植えられたものが起源といわれています。この柿は、旧盆の頃には食べられるようになるので、「盆柿」とも呼ばれていました。小さいけれど、甘くコリコリと、ジューシーで、とんがった形がユニークな不完全渋柿です。
名前がちょっとHな連想をさせるって? 形が毛筆に似ているからかもしれませんが、ウーン、本当のところはどうでしょう。これを食べたら、元気モリモリになったらいいですね。


【参考】
リンゴ食べくらべ
第1弾 http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/21466830.html
第2弾 http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/21813101.html
第3弾 http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/24157447.html
ふじ3種 http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/24442105.html
梨食べくらべ
http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7/21941824.html