空腹時に見てはいけないブログ

【2019年6月引っ越し】Yahooブログで累計1700万人が訪問!

和泉屋@黄金町 吉田類来店!

6/17(月)21:00~BS-TBS吉田類の酒場放浪記」を見ていたら、
私の大好きな和泉屋が登場!

 

当ブログでは3年ほど記事アップしていないものの、
その間に何度も行って写真も撮り溜めていたため
これを機会にまとめ記事を作ってみました。

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過去記事では「おそらく50年以上前からある」
と書きましたが、番組によると創業90年だそう。
現店主は3代目で、見た目は40代後半という感じ。
高齢の2代目も店を手伝っています。

店内はカウンター、テーブル、座敷席もあり、
お一人様から宴会まで幅広く対応。
夜でも定食をやっているので、食事のみでもOK。

 

ふぐひれ酒734円

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吉田類さんも好んで注文するひれ酒。
ふぐの専門店で飲んだのと変わらないレベルでした。

 

カキ酢518円

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冬期に食べたもの。ノロにやられやすい私ですが、
この店は素材の扱いも衛生的で信頼できるし
薬味や味つけも強めでしっかりしているので
唯一安心して食べられる店です。

 

青魚3点盛り734円

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この店に来たらぜひ食べてもらいたいメニュー。
この日はアジ、イワシ、カツオでした。
青魚が苦手な人でも好きになっちゃうかも!

 

ゲソ揚げ410円

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なにげにオススメなのがこれ。
仕入れ状況等にもよるでしょうが、
刺身でも使える美味しいイカを使用している場合が多い。
2回、3回とお代わりすることもあります。

 

モツ煮込み648円

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味薄めなのに美味しいという希有なモツ煮。

 

若鶏の唐揚げ864円

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この店の名物メニュー。
雛鳥の半身(おもにムネ肉と手羽)です。
パサつきそうなムネ肉もちゃんと味が染みて美味しい!

 

柳川鍋1490円

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この店は元々どじょう鍋の店。
どじょうを骨ごと煮た「どぜう鍋」(まる)と
骨を外して身を裂いた「柳川鍋」(サキ)があります。
どじょうからイイ出汁が出ていて美味しい~!

 

だし巻き玉子焼540円
甘いorしょっぱいを選べますが私は大抵甘い方を選択。

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大根おろし付き。
寿司屋の卵焼きのしっかり食感と
和食店のじゅわっと出汁があふれ出す感じ。
そのどちらも味わえる優等生の玉子焼です。
築地の有名店より美味しい。

 

生野菜サラダ540円

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あまり着目されませんが、すごい仕事をしています。
新鮮な野菜を適正に管理し、
切れ味のよい包丁で腕のよい調理人が切り、
切りたての状態で客に提供する。
工場の切り置き野菜とは全く違う食べ物になります。

 

刺身定食1000円
別の日に定食のみ食べに行ったもの。

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夜でも定食をやっており、焼魚、煮魚、フライ、刺身など
常時6~7種類あります。
刺身定食はほぼ毎日やっており、
私自身10回は食べているお気に入りです。

刺身の質の良さは言うまでもありませんが、刺身のツマも手切りで透明感があり芸術的ですらあります。水でさらしすぎたバサバサのツマとは雲泥の差で美味しい!


和泉屋

050-5595-1453(予約・問い合わせ用)
横浜市中区初音町3-62
ランチ  11:30~14:00
ディナー 17:00~23:00
※土曜はランチ営業なし
日曜定休

tabelog.com

 

桃ねこ@黄金町/阪東橋

ご覧の通り、コテコテの昭和スナック。

店名通りママは愛猫家で、保護ネコ活動などもやってます。

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ここの料理は素朴なものが多いのですが、
実に心が満たされます。

単に「お袋の味」とか「家庭的」だけで済ませたくない店です。

 

店内

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店内はカウンター5~6席と
奥にテーブル5~6席。

 

定額制3000円!

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何をどれだけ注文しても1日3000円。
焼酎なども飲み放題です。

 

メニューその2

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〆の麺類なども完備!

 

たまにゃん

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この店のマスコット。
気まぐれで店内に出てきます。

 

すき焼き

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常連さんが差し入れしてくれた
和牛A5ランクの肉を使用しているそう。
ご相伴できてラッキーでした!

 

卵焼き(明太子チーズ)

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ママの卵料理はいつも美味しい!

 

豆腐チゲ

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豆腐、豚肉、もやしとシンプルな内容。
でもこれで充分美味しいでしょ!

 

とん平焼

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豚肉と玉子のお好み焼き風。

やはり火の入れ加減が絶妙!

 

チーズドック

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既製品を揚げたものと思われますが、
揚げたてで外カリ中モチ!

 

チョリソ

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付け合わせの野菜がシャキシャキで美味しい。
こういうのもこの店の良さ。

 

牡蠣のアヒージョ

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ニンニクと油で牡蠣とブロッコリーを熱したもの。
油が煮えたぎった状態で出てきます。

 

ラーメン

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市販の生麺とスープなのですが、
おろし生姜を少し入れてあり、
インスタントっぽさが軽減されています。
こういうところがママのセンスの良さなのだと思います。

 

凝った専門店や、チェーン店ばかりで疲弊した舌を

癒やすにはもってこいの店です。

 

桃ねこ

www.google.co.jp
営業時間 19:00~未明
年中無休
地下鉄・阪東橋駅より徒歩3分
京急黄金町駅より徒歩5分

 

黄金家@黄金町/阪東橋


2018年8月開業の家系ラーメン店。
先人の評判が良いので行ってみました。

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黄金町・曙町あたりは家系激戦区。
駅から遠くないものの目立たない立地です。

 

メニュー

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ごく普通の家系ラーメン店の
メニュー構成です。
価格安めなのが嬉しい!

 

長多屋製麺の麺箱

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壱六家で使われていることで知られる
横浜の地場製麺所です。

 

並盛ラーメン680円(麺硬め)
+のり80円+横浜産ほうれんそう100円

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吉村家直系店に近い感じの
濃口醤油の立った豚骨スープ。
かといってしょっぱさは気になりません。
これが予想以上に美味しかった!

 

スープリフト!

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化調感はそれなりにあり、超濃厚というほどでもないものの
豚骨など素材の圧倒的な旨味が素晴らしいくて美味しい!
また、市井の家系ラーメン店にありがちな
劣化臭が全くないところに好感。

 

チャーシュー

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肩ロースの煮豚のようですがスモークも併用か?
直系以外の家系ラーメン店では
チャーシューが臭くて食べられない店が多いですが
この店は美味しく食べられる。
ラーメン全体的に、料理としてちゃんとしている印象。

 

横浜産ほうれん草

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ほうれん草は横浜産とのことで追加トッピングしました。
軽く湯がいた、生に近い状態でトッピングされていて
スープにサッと浸して食べるとメチャ美味しい。
一般の家系ラーメン店で見られる冷凍ほうれん草とは
次元の異なるものです(個人的には冷凍も好きだけど)。

 

麺リフト(硬め)

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長多屋製麺の中太麺。
家系にしては細めながら、意外なほどスープと好相性。
硬め注文ではやや芯があってパキッとした食感。
最後までダレずに美味しく食べられました。
のびやすい酒井製麺より良いのでは。

 

営業時間

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客入りはまだまだのように見えるものの、
このあたり、というか横浜全域でも
最高レベルといえる家系ラーメン店です。
要再訪。

 

食べログ「横浜家系 黄金家」
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140306/14072621/

 

ラーメンデータベース「横浜家系 黄金家」
https://ramendb.supleks.jp/s/112586.html

 

 

拉麺 成(なり)@高田

マイナー路線のマイナー駅から徒歩5分。
そんな場所に2018年1月、今風のラーメン店が出現。
ほどなくして行列店となりました。


最寄り駅は横浜市営地下鉄グリーンラインの田駅。

メニュー


基本のラーメンだけで5種類あるので迷いますねぇ。

店内


店内はカウンター7席。

メロウな醤油拉麺780円
なんといっても目を引くのはこの丼!
過去の経験からいうと、変な器のラーメン屋って
あまりいい印象がないですね…。


スープは豚骨、鶏ガラ、野菜などが中心と思われ、
はっきりいって、分かりやすい特徴はありません。
ごく普通の正統派ラーメンを、材料の質・量ともに惜しまず
良質な調味料を使って丁寧に作ったという印象。
これは美味しいじゃないですか!
最近のネオ清湯系の店でよく見られる
鶏ガラと鶏油に依存しているタイプよりも好みです。
ただ、やはりこの丼は食べにくい(笑)

麺リフト!


麺はフスマか何かが練り込んである
中細ストレート色白の自家製麺で、
ポキッとした食感を最後まで維持。
これはいい麺ですね~!
自家製麺ならではの強みを存分に発揮しています。

チャーシュー


豚モモ肉と鶏ムネ肉のローストが1枚ずつ。
ほんのり甘めの味付けで燻製香もするし、
噛み切りやすくジューシー。
レベル高いです。

ニボリッチ830円+チャーシュー250円+海苔100円
こちらはセメント系の濃厚煮干しスープ。


煮干しのほか、動物系の白湯スープと
合わせてトロミを出してあるようです。
この手の煮干しスープにしてはエグ味は少なめで、
強引に煮出した煮干しとは一線を画しています。
私はとても美味しくいただきました。
エグ煮干し系が苦手な人でもギリギリ食べられるレベル。
ただ、煮干しのチクチクとした食感が若干残っているのが欠点。

麺リフト!


上記と同じ自家製麺と思われます。
ドロドロのスープがデロデロに絡みついて、
それでも麺は後半までしっかり硬め。
素晴らしいですね~!

バラチャーシュー


チャーシューの追加トッピング(+250円)は
デフォの豚モモ1枚+鶏ムネ1枚に加え、
豚バラチャーシュー4枚+豚モモ1枚+鶏ムネ1枚
が追加されています。
250円でこの量ならおトクでしょう。
レベル高いので追加がオススメ!

肉メッシ290円


豚バラが2枚、豚モモが1枚、
鶏ムネチャーシューが1枚という構成です。
ごはんの量は少なめ。
チャーシューのレベルが高いので満足感高し。

ラーメンデータベース「拉麺 成」

食べログ「拉麺 成」




サリサリカリー@白楽/六角橋

「一部の人に理解される」という看板通り
風変わりな店です。


店主は1990年代半ばパキスタンに住んでおり、
現地の友人に教えてもらったカレーだそうです。

立て看板

戦場カメラマンの渡部陽一は「パキスタンで食べたのと変わらない」
とTVで言ってました。

店舗入口


「好奇心から始まることもある」

メニューは1つだけ!


メニューはカリー、サラダ、チャイの
3点セット(税込1200円)のみ。

よって、注文しなくても席に座るとすぐに調理が始まります。

スリーコースセット1200円

サラダ
最初にサラダが配膳されます。


キャベツ、ニンジン、キクラゲ、春雨。
塩、酢、油などで和えてあり、
少しスパイスがかかっているようです。
キクラゲが意外と美味しい。

カリー
そしてメインのカリーが来ました。


ご覧のように鶏肉が煮崩れたカレーです。
基本的な材料はタマネギ、鶏もも肉、トマトのみで、
辛さやスパイス感はそれほど強くありません。

カリーアップ
骨も入っていますが、身が離れているので問題なし。


カレーというよりも、スパイスを使用した鶏肉の煮込み料理という感じ。
個人的には油っぽさが少し気になりました。

おもな使用スパイスはシナモン、ブラックペッパー、コリアンダー、カルダモン、ビッグカルダモン(ブラウンカルダモン)とのこと。

チャイ
カレーを食べ終わるとチャイを出してくれます。


カルダモンとクローブの香りがする
比較的よくあるタイプのチャイです。
甘さはごく控えめで、誰でも抵抗なく飲めるでしょう。

ニートラップ600円
カリーセット以外で注文できるメニューは
ビールとこれのみ!


水分を抜いたプレーンヨーグルトに
屋久島産のハチミツをかけてあります。
華やかな軽い食感のハチミツはかなり良質。

メニューが1種類しかない理由


現地の友人からこのカレーを教えてもらうまで
料理を全くしたことがなく、
他の料理の作り方を知らないからだそう。

食べログ「サリサリカリー」

通販カレーもあります。
http://salisali.web.fc2.com/



創作中華けん@阪東橋/黄金町

2017年3月開業。
曙町のまっただ中で午前4時までやっている便利な店。


いわゆる街中華とも本場風とも異なる店構え。

メニュー(クリックで拡大)





下段右側の素材アラカルトも気になりますが、
今回は定番メニューを中心に注文。

むしどり500円
知人がよくSNSに挙げていたので気になってました。


なんじゃこりゃ!想像以上にうまい!
身はやわらか。皮までこんなにうまいとは!
きっと美味しく蒸すテクがあるんでしょうね~。
花椒油がかかったネギも絶妙。

あさりラーメン850円


この価格でアサリたっぷり!
ベースの中華スープにたっぷりのニンニクと唐辛子で
コクと風味をブーストしてあります。
極細なのにダレにくい低加水縮れ麺もGOOD!

餃子500円


一見オーソドックスな餃子ですが、
モチプニッとした食感の皮は意外と珍しい。
餡のニラとキャベツの風味もよく出ていて、
なにげにレベルが高い。
実はお代わりしちゃいました(笑)。

炒飯750円


ニンニクの香りがする塩味ベースのチャーハン。
炒め具合は申し分なく、
具のチャーシューも美味しい。

回鍋肉800円


メイン具材の豚肉とキャベツのほか、
ピーマンとパプリカも結構多く使われている。
量多めなので野菜摂取したい人にもおすすめ。

食べログ「創作中華けん」
18:00~28:00(ラストオーダー27:30)
水曜定休

麺屋M(エム)@阪東橋(曙町)

2015年11月開業。
開業初日に訪問して以来4度目。
店名のMは店主・村上氏のイニシャルと思われます。


下品系ラーメンが幅を利かせる曙町にあって
異彩を放つ、自家製麺で魚介淡麗スープの気鋭店。

メニュー


麺類は「煮干そば」と「海薫るそば」の2系統がメイン。
「海薫る」はプラス50円で塩味に変更でき、
麺の太さや具などもガラッと変わります。
(塩味に関しては前回2017年10月訪問時の記事参照)

煮干そば750円+味玉100円


動物系不使用なのに半濁りになるぐらい
しっかり煮干しを煮出してあります。
それなのに、煮干しの皮のギラギラしたものや、
はらわたの苦味のようなものが全くありません。
マッタリとした甘味さえ感じる希有な煮干しスープです。

煮干そば麺リフト!


自家製、中太、平打ちの手もみ麺。
全粒粉のようなものを練り込んであるようです。
コシは強くないですが麺自体が太めなので
ちゃんと噛み応えがあります。
ただ個人的には全粒粉を入れない方が
煮干しスープの持ち味を生かせるような気がします。

特製 海薫るそば1050円
複数の魚介をブレンドした動物系不使用スープ。
何かが突出することはなく、調和のある味わいです。


写真右側には鮭節の薄削りが載せてあり、
箸を入れる前に右と左のスープをすくって
風味の違いを楽しむのがオススメの食べ方。

実は、鮭節はそのまま出汁を取っても
あまり美味しくありません。
しかしこのようにアクセントとして
使用するのはとても効果的。
素晴らしい発想です。

海薫る麺リフト!


自家製手もみ麺。
煮干そばと同じ麺と思われます。
こちらの方がスープとよく合ってます。

約1年半ぶりの訪問でしたが、
相変わらず美味しくて進化も見られます。
「煮干そば」と「海薫るそば」では
私は後者の方が好き!

食べログ「麺屋M」