空腹時に見てはいけないブログ

【2019年6月引っ越し】Yahooブログで累計1700万人が訪問!

サリサリカリー@白楽/六角橋

「一部の人に理解される」という看板通り
風変わりな店です。


店主は1990年代半ばパキスタンに住んでおり、
現地の友人に教えてもらったカレーだそうです。

立て看板

戦場カメラマンの渡部陽一は「パキスタンで食べたのと変わらない」
とTVで言ってました。

店舗入口


「好奇心から始まることもある」

メニューは1つだけ!


メニューはカリー、サラダ、チャイの
3点セット(税込1200円)のみ。

よって、注文しなくても席に座るとすぐに調理が始まります。

スリーコースセット1200円

サラダ
最初にサラダが配膳されます。


キャベツ、ニンジン、キクラゲ、春雨。
塩、酢、油などで和えてあり、
少しスパイスがかかっているようです。
キクラゲが意外と美味しい。

カリー
そしてメインのカリーが来ました。


ご覧のように鶏肉が煮崩れたカレーです。
基本的な材料はタマネギ、鶏もも肉、トマトのみで、
辛さやスパイス感はそれほど強くありません。

カリーアップ
骨も入っていますが、身が離れているので問題なし。


カレーというよりも、スパイスを使用した鶏肉の煮込み料理という感じ。
個人的には油っぽさが少し気になりました。

おもな使用スパイスはシナモン、ブラックペッパー、コリアンダー、カルダモン、ビッグカルダモン(ブラウンカルダモン)とのこと。

チャイ
カレーを食べ終わるとチャイを出してくれます。


カルダモンとクローブの香りがする
比較的よくあるタイプのチャイです。
甘さはごく控えめで、誰でも抵抗なく飲めるでしょう。

ニートラップ600円
カリーセット以外で注文できるメニューは
ビールとこれのみ!


水分を抜いたプレーンヨーグルトに
屋久島産のハチミツをかけてあります。
華やかな軽い食感のハチミツはかなり良質。

メニューが1種類しかない理由


現地の友人からこのカレーを教えてもらうまで
料理を全くしたことがなく、
他の料理の作り方を知らないからだそう。

食べログ「サリサリカリー」

通販カレーもあります。
http://salisali.web.fc2.com/



創作中華けん@阪東橋/黄金町

2017年3月開業。
曙町のまっただ中で午前4時までやっている便利な店。


いわゆる街中華とも本場風とも異なる店構え。

メニュー(クリックで拡大)





下段右側の素材アラカルトも気になりますが、
今回は定番メニューを中心に注文。

むしどり500円
知人がよくSNSに挙げていたので気になってました。


なんじゃこりゃ!想像以上にうまい!
身はやわらか。皮までこんなにうまいとは!
きっと美味しく蒸すテクがあるんでしょうね~。
花椒油がかかったネギも絶妙。

あさりラーメン850円


この価格でアサリたっぷり!
ベースの中華スープにたっぷりのニンニクと唐辛子で
コクと風味をブーストしてあります。
極細なのにダレにくい低加水縮れ麺もGOOD!

餃子500円


一見オーソドックスな餃子ですが、
モチプニッとした食感の皮は意外と珍しい。
餡のニラとキャベツの風味もよく出ていて、
なにげにレベルが高い。
実はお代わりしちゃいました(笑)。

炒飯750円


ニンニクの香りがする塩味ベースのチャーハン。
炒め具合は申し分なく、
具のチャーシューも美味しい。

回鍋肉800円


メイン具材の豚肉とキャベツのほか、
ピーマンとパプリカも結構多く使われている。
量多めなので野菜摂取したい人にもおすすめ。

食べログ「創作中華けん」
18:00~28:00(ラストオーダー27:30)
水曜定休

麺屋M(エム)@阪東橋(曙町)

2015年11月開業。
開業初日に訪問して以来4度目。
店名のMは店主・村上氏のイニシャルと思われます。


下品系ラーメンが幅を利かせる曙町にあって
異彩を放つ、自家製麺で魚介淡麗スープの気鋭店。

メニュー


麺類は「煮干そば」と「海薫るそば」の2系統がメイン。
「海薫る」はプラス50円で塩味に変更でき、
麺の太さや具などもガラッと変わります。
(塩味に関しては前回2017年10月訪問時の記事参照)

煮干そば750円+味玉100円


動物系不使用なのに半濁りになるぐらい
しっかり煮干しを煮出してあります。
それなのに、煮干しの皮のギラギラしたものや、
はらわたの苦味のようなものが全くありません。
マッタリとした甘味さえ感じる希有な煮干しスープです。

煮干そば麺リフト!


自家製、中太、平打ちの手もみ麺。
全粒粉のようなものを練り込んであるようです。
コシは強くないですが麺自体が太めなので
ちゃんと噛み応えがあります。
ただ個人的には全粒粉を入れない方が
煮干しスープの持ち味を生かせるような気がします。

特製 海薫るそば1050円
複数の魚介をブレンドした動物系不使用スープ。
何かが突出することはなく、調和のある味わいです。


写真右側には鮭節の薄削りが載せてあり、
箸を入れる前に右と左のスープをすくって
風味の違いを楽しむのがオススメの食べ方。

実は、鮭節はそのまま出汁を取っても
あまり美味しくありません。
しかしこのようにアクセントとして
使用するのはとても効果的。
素晴らしい発想です。

海薫る麺リフト!


自家製手もみ麺。
煮干そばと同じ麺と思われます。
こちらの方がスープとよく合ってます。

約1年半ぶりの訪問でしたが、
相変わらず美味しくて進化も見られます。
「煮干そば」と「海薫るそば」では
私は後者の方が好き!

食べログ「麺屋M」


中華そば高野(髙野)@大口

2018年5月開業。
近年あちこちに増殖している、
いわゆるネオ清湯タイプ髙野
ついに大口のようなマイナータウンにも出現!

写真一番奥にお店があります。


JR横浜線大口駅から徒歩2分と至近。

正式な店名は、
常用漢字の「高」ではなく、はしごの「」を使用しています。


店内はL字カウンターで10席ぐらい。

メニュー


基本メニュー構成は「中華そば」と「つけそば」のみとシンプル!

ウンチク


山梨県の信玄鶏を使用しているようです。

鶏の中華そば750円


スープはまさに今ウケている鶏ガラ清湯系。
鶏中心で、昆布や野菜が下支えしているタイプです。
魚もごくわずかに感じるので、
醤油ダレに入っているという魚醤のせいでしょうか。

鶏チャーシュー


徹底的に豚を排除した鶏シフト。
巻モモとムネが1枚ずつのようです。
しっとりとやわらかい仕上がりです。

麺リフト!


国産小麦「春よ恋」の中でもハイグレードなものを使用したという、
三河屋と思われる中細麺。
国産小麦なのでかなりダレやすいのが難点。

ラヲタやSNSなどでの評価も高く、
レベルが高いのは間違いないのですが
同系統なら私は星印@反町の方が好み。


中華鶏おこわ(小)100円


お釜の中で長時間おいていたのでしょうか、
油っぽくなっていました。

鶏つけそば800円


麺を浸しているのは昆布水。
わずかに粘りがあるぐらいのサラサラタイプです。
個人的にはデロデロに粘る昆布水は苦手なので
これなら満足!

つけそば麺リフト!


麺は「中華そば」と同じぐらいの太さ。
同じ麺かと思いきや、コシ重視の配合にしているそうです。
さらに水で締められているので、
中華そばとは段違いのコシがあります。
この麺はいいですね~!

つけ汁


 
つけ汁の中には鶏モモの巻きチャーシューが入っています。
基スープは中華そばと同じと思われますが
香味油が多いので、美味しい鶏スープの味を楽しめない気がしました。
 
「中華そば」と「つけそば」ならば前者が好みでした。
 
 

ラ・オハナ(La Ohana)権太坂店@東戸塚or保土ヶ谷

国道1号の権太坂(ごんたざか)付近を
走っていたらこんな店を発見。


ハワイアンダイニングカフェ?
よさげですね。入ってみましょう。

ラ・オハナ権太坂


あとで調べてみたところ、この店は2018年3月開業。
以前ここはグラッチェガーデンズという、
すかいらーく系列の店でした。
この店もすかいらーく傘下の会社が経営しているようです。

「ラ・オハナ」はここ権太坂店と横浜本牧
の2店舗しか存在しないようです。

店内風景


入口ではココナッツやパイナップルのアロマ香。
店員さんから「アロハ!」と声をかけられ、
レイ(花の首飾り)をかけてくれます。
照れくさいけど悪い気はしないですね~(笑)
客席に入るとほぼ無臭です。

フルーツティーソーダ734円


ファミレス大手でもこれに似たメニューはありますが、
冷凍フルーツ中心で無機質なものが多い。
しかしこの店では、店舗でフルーツをカットしているそう。
フレッシュで肉厚なキウイ、パイナップル、
オレンジなど果実感がしっかりしているから満足感高し!

ガーリックシュリンプ1166円


「殻ごと食べられます」との事でしたが殻が硬い^_^;

フルーツスペシャル1706円


フルーツがたっぷり載ったパンケーキ。
パンケーキ自体はタロイモを使用した
比較的薄くて軽い食感のもの。
フルーツは全体的に瑞々しくて美味しい!
かなりヘビーと思われたクリームも
軽い食感なのに味わいも良くてペロリと完食。

フリフリチキン1598円


小型の親鳥を丸1羽グリルしたもの。
タレに6時間ほど浸けてから焼いたとのこと。

チキン切り分け
写真を撮った後、店員さんが切り分けてくれました。


タレはチリソース、バーベキューソースのほか
バレンタイン期間中はチョコレートソースもついてきます。
チョコソースはハーシーズっぽい味でチキンに全く合わず。
チリソースが一番良いみたいです。

ファミレス系列店としては価格高めですが、
接客サービスなどは高水準。
殊にフルーツのクオリティーが良いのでオススメです。

ラ・オハナ権太坂



日本酒6選(じょっぱり/黒牛/農口尚彦研究所/いづみ橋/福徳長/魚沼)

ご無沙汰してすみません。

晦日吉田類の酒場放浪記9時間放送と
年またぎ4時間スペシャルを、
つまり計13時間ずっと見てました(笑)

最近飲んだ日本酒レビューです。

じょっぱり 上撰 雪
青森県弘前市・六花酒造(株)
吉田類の酒場放浪記に登場し、気になったので購入。
じょっぱりとは、津軽弁で「意地っ張り」「頑固者」の意味。
きりりと引き締まった辛口なのに、まろやかさや華やかな香りも感じる。
これは気に入った!

黒牛 純米 生原酒
和歌山県海南市・名手酒造店
これも吉田類の番組で気になったので購入。
和歌山ではかなりメジャーな酒らしい。
半濁り酒で米麹特有の風味が印象的。
辛味、甘味、酸度ともに高めで、しっかりとした飲み応えです。
隣県・奈良の「みむろ杉」を甘めにした印象。


農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生原酒
石川県小松氏・(株)農口尚彦研究所
農口尚彦氏は日本最高峰の醸造家の一人とされ、
吟醸酒や山廃といった現在定着している製法を広めた人。
85歳で杜氏に復活。2017年にこの醸造所を設立したとのこと。
洋梨のような香り」と形容される華やかな吟醸香と、
穀物の持つ重厚なバディを両立させた作り。
アルコール度数19度と強めながらカドのない味わい。

魚沼 純米
かつて「上善如水」(じょうぜんみずのごとし)で一世を風靡したメーカー。
基本的には米汁的な美味しさで、華やかさはないのですが、
スッキリした辛口で、水っぽくないところがいい。
価格も2000円弱と安い。また飲みたい酒です。


福徳長 上撰 山廃仕込
鍛高譚」「ビッグマン」などで知られる合同酒精傘下。
甘辛度は中くらいで、重量感のあるコクとフルーティーな香りが同居。
一升1800円台(税抜)と安価なのも魅力。

いづみ橋 純米吟醸
神奈川県海老名市・泉橋酒造(株)
全商品が純米酒という酒蔵。海老名産山田錦を100%使用。
きりっとした辛口で、鼻に抜ける吟醸香が心地よい。
獺祭よりも好き。一般的にはかなりウケそうな味。


鶏源@蒲田【閉店】

【閉店】2019年3月、閉店しました。
横浜黄金町の本店は相変わらず繁盛してます。

横浜の黄金町にある鶏白湯(とりぱいたん)の名店が
2018年4月に東京・蒲田に進出!


オープン直後以来、7ヶ月ぶり2度目の訪問です
まる玉(両国)のシンガポール店出身ですが
開業数年で本店を軽く凌駕する美味しさになっています。
最近数ヶ月は店主の中山氏が蒲田店に出張っているそうです。

おもなメニュー


「鶏白湯塩」が中心メニューかつオススメです。

麺の硬さ&辛さ


麺は「硬め」か普通で注文する人が多いようですが
個人的にオススメなのは「バリカタ」か「ハリガネ」です。
辛さは、いちばん辛い「天国」でも大したことはありません。

鶏白湯塩760円


今年4月の蒲田店開店当初よりも数段美味しい!
澱粉や肉片で強引にドロドロにしたのではない、
ピュアで濃密な鶏の出汁が超うまい!
本店で一番美味しい時の味が見事に再現されています。

麺リフト(ハリガネ)


私はいつも超カタメの「ハリガネ」で注文してます。
麺は博多豚骨のような色白ストレート細麺(切り歯26番?)。
横浜の本店とは製麺所が違うようですが、
食べた感じは大体同じ印象です。

チャーハン小350円


どうやら熱血らーめん in Yokohamaの炒飯タレを
インスパイアしている様子。
サイドメニューとしてオススメです!

餃子6個370円

おそらく業務用と思われますが、
ちょっと割安感のある美味しい餃子。
ラーメン+ちょい呑みにはちょうどいい!

鶏源蒲田店、今後もっとウケるでしょ!

食べログ
鶏源 黄金町本店
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14047027/
鶏源 蒲田店
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13219564/